

野兎八兵衛(のうさぎ はちべえ)です。国家資格「総合旅行業務取扱管理者」を持つ旅行のプロが、白水阿弥陀堂とその周辺の見どころを案内し,白水阿弥陀堂を含めた旅行プランの作り方を説明します。
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見どころガイド:白水阿弥陀堂の歴史と文化を知り、浄土世界を読み解く
白水阿弥陀堂とは:福島県唯一の国宝建造物
白水阿弥陀堂(しらみずあみだどう)は、福島県いわき市内郷白水町にある、真言宗智山派の寺院「菩提山無量寿院願成寺(がんじょうじ)」の阿弥陀堂です。
平安時代後期の1160年(永暦元年)に建立されたと伝えられ、1952年(昭和27年)に国宝に指定されました。福島県内で唯一の国宝建造物であり、東北地方に現存する数少ない平安時代の木造建築の一つです。
白水阿弥陀堂の特徴は、優美な建築と周囲の自然が調和した、美しい景観にあります。四方に伸びる屋根は緩やかな曲線を描き、落ち着いた佇まいを見せています。堂の前方から左右にかけては池が広がり、中島や橋を配した浄土庭園が設けられています。
阿弥陀堂と浄土庭園は、平安時代後期に広まった「浄土信仰」を背景として造られたものです。阿弥陀堂を中心に、庭園や周囲の自然を組み合わせ、極楽浄土の世界をこの世に表現しようとしたことが大きな特徴です。
白水阿弥陀堂の文化財としての価値は、建物だけにとどまりません。阿弥陀堂そのものは国宝、堂内に安置された阿弥陀三尊像と二天像の計5体の仏像は国指定重要文化財となっています。また、浄土庭園を含む「白水阿弥陀堂境域」は国の史跡に指定されています。
さらに、白水阿弥陀堂は、岩手県平泉で栄華を誇った奥州藤原氏とも深い関係があります。奥州藤原氏ゆかりの女性・徳姫(とくひめ)が、亡き夫の冥福を祈って建立したと伝えられており、平泉で花開いた浄土文化が、いわき地方にも伝わっていたことを示す貴重な存在です。
建築・仏像・庭園が一体となった空間を眺めることで、800年以上前の人々が思い描いた極楽浄土の世界と、そこに込められた祈りを感じることができるでしょう。
白水阿弥陀堂の創建:徳姫と奥州藤原氏がつないだ平泉といわき
白水阿弥陀堂が建立された12世紀の東北地方では、岩手県の平泉を拠点とする奥州藤原氏が大きな勢力を持ち、仏教を中心とした独自の文化が花開いていました。その平泉から離れた福島県いわき市に、なぜ平安時代の優美な阿弥陀堂と浄土庭園が残されているのでしょうか。
その背景には、奥州藤原氏ゆかりの女性・徳姫(とくひめ)と、いわき地方の豪族・岩城氏との関係があります。
徳姫と岩城氏:阿弥陀堂建立の物語
白水阿弥陀堂は、1160年(永暦元年)、当時のいわき地方を治めていた豪族・岩城則道(いわきのりみち)の妻、徳姫によって建立されたと伝えられています。
徳姫は奥州藤原氏の一族とされる女性ですが、その出自については資料によって説明が異なります。福島県の観光公式サイトでは、奥州藤原氏初代・藤原清衡(ふじわらのきよひら)の娘と紹介されています。一方、文化庁や福島県教育委員会の資料では、三代・藤原秀衡(ふじわらのひでひら)の妹とされています。いずれも伝承に基づく説明であり、徳姫の正確な系譜には不明な点が残されています。ただし、徳姫が奥州藤原氏と関係の深い人物であり、岩城氏に嫁いだと伝えられていることは、白水阿弥陀堂と平泉のつながりを考えるうえで重要です。
伝承によると、徳姫は夫の則道が亡くなった後、出家して徳尼(とくに)と名乗り、その冥福を祈るために阿弥陀堂を建立しました。願成寺に伝わる『願成寺伝記』には、寺の前身が「白水寺」と呼ばれていたことや、徳尼が夢のお告げを受け、平泉ゆかりの阿弥陀仏を迎えて白水に阿弥陀堂を建立したという物語が記されています。また、『願成寺縁起』には、阿弥陀堂の北側にある経塚山や、常磐大明神、熊野権現に関する伝承が記されており、この地が古くから信仰と深い関わりを持つ場所であったことがうかがえます。
これらは寺院に伝わる由緒を記したものであり、すべてを歴史的事実として確認できるわけではありません。しかし、白水阿弥陀堂がどのような願いを込めて建立され、地域の人々に受け継がれてきたのかを知るための貴重な手がかりとなります。亡き夫の安らかな死後を願う徳姫の祈りが、阿弥陀堂と浄土庭園という形で、800年以上を経た現在まで伝えられているのです。
奥州藤原氏と平泉文化の広がり
奥州藤原氏は、11世紀末から12世紀末にかけて、平泉を拠点として東北地方で繁栄した一族です。初代・藤原清衡は、長く戦乱が続いた東北地方に平和な世を築くことを願い、平泉に中尊寺を造営しました。1124年(天治元年)には、金箔や螺鈿(らでん)などを用いて華麗に装飾された中尊寺金色堂が建立されました。そこには、仏教への深い信仰と、戦乱で命を落とした人々を弔う思いが込められていました。その後、二代・基衡(もとひら)、三代・秀衡の時代にかけて、寺院や庭園の造営が進み、平泉では浄土思想を背景とする独自の仏教文化が発展しました。現在も、平泉には中尊寺金色堂や毛越寺の浄土庭園など、当時の文化を伝える建築や遺跡が残されています。
白水阿弥陀堂は、こうした平泉の文化との深いつながりを持つ建築物です。徳姫が故郷の平泉を思い、中尊寺金色堂を模して白水阿弥陀堂を建立したという伝承も残されています。実際に、建築の構成や堂内の仏像、装飾などには、中尊寺金色堂との共通点が認められています。また、白水阿弥陀堂の周囲には、池・中島・橋を組み合わせた浄土庭園が設けられました。阿弥陀堂と庭園を一体として極楽浄土の世界を表現する考え方にも、平泉で発展した浄土文化との共通性が見られます。
さらに、「白水」という地名にも、平泉とのつながりを物語る伝承があります。徳姫が故郷の平泉を慕い、「平泉」の「泉」という漢字を「白」と「水」に分けて、この地を「白水」と名付けたというものです。また、現在のいわき市中心部にある「平(たいら)」という地名も、平泉の「平」に由来するという説があります。これらは確定した地名の由来ではありませんが、白水阿弥陀堂と平泉との関係が、地域で長く語り継がれてきたことを示す興味深い伝承です。
白水阿弥陀堂は、単に平安時代の建物が残っている場所ではありません。奥州藤原氏とのつながりを背景に、平泉で育まれた浄土文化が、いわき地方にも伝わっていたことを今に示す貴重な文化財なのです。
平安時代の浄土信仰:阿弥陀堂と庭園に込められた願い
白水阿弥陀堂が建立された平安時代後期は、阿弥陀如来を信仰し、死後に極楽浄土へ往生することを願う「浄土信仰」が広まった時代でした。
その背景には、「末法思想(まっぽうしそう)」があります。末法思想とは、釈迦の入滅から長い年月が経過すると、仏の教えが正しく実践されなくなり、世の中が乱れていくとする考え方です。日本では1052年(永承7年)が末法の始まりと考えられ、戦乱や社会の不安に直面した人々が、仏の救いを求める背景となりました。
こうした時代に、人々が救いを求めたのが阿弥陀如来です。阿弥陀如来は、西方にある苦しみのない世界「極楽浄土」の仏とされます。人々は阿弥陀如来を信仰し、その救いによって極楽浄土に往生することを願いました。そして、目に見えない極楽浄土の世界を、この世に表現しようとしたものが、阿弥陀堂と浄土庭園です。
阿弥陀堂には信仰の中心となる阿弥陀如来を安置し、その周囲には池や島、橋などを配した庭園を築きました。仏堂だけでなく、庭園や周囲の自然も含めた空間全体で、仏の住む理想の世界を表現しようとしたのです。その代表的な例が、1053年(天喜元年)に藤原頼通によって建立された京都・宇治の平等院鳳凰堂です。阿弥陀堂と庭園を一体として造営する考え方は、その後も各地に広まっていきました。
白水阿弥陀堂も、こうした浄土信仰を背景として建立された建物です。堂内には本尊の阿弥陀如来を中心とする阿弥陀三尊像が安置され、堂の前方から左右にかけて池が広がっています。阿弥陀堂の前方と左右には池が広がり、南側から中島と橋を経てお堂へ向かう構成になっています。水面に囲まれた阿弥陀堂と周囲の山々が調和し、極楽浄土を思わせる景観を形づくっています。この配置は、単に建物を美しく見せるためのものではありません。阿弥陀堂と庭園を一つの空間として構成することで、極楽浄土という理想の世界を身近に感じられるようにしたものと考えられます。徳姫が亡き夫の冥福を祈って建立したと伝わる白水阿弥陀堂には、大切な人の安らかな死後を願う、切実な祈りが込められていたのでしょう。
国宝・白水阿弥陀堂の建築:平安時代の技術と美しさ
白水阿弥陀堂の魅力は、平安時代後期の優美な建築様式を、現在まで伝えていることです。
比較的小さなお堂ですが、ゆったりと広がる屋根、深く張り出した軒、均整の取れた柱の配置によって、落ち着きと気品のある姿を見せています。また、堂内には、極楽浄土を表現するために施された絵画や彩色の痕跡が残されています。外観の美しさだけでなく、建築と装飾が一体となって仏の世界を表現している点にも注目したい建物です。
方三間・宝形造:優美な屋根と建築構造
白水阿弥陀堂は、桁行(けたゆき)・梁間(はりま)ともに三間(柱と柱の間が3つ)の正方形で、「方三間(ほうさんげん)」と呼ばれる形式のお堂です。一辺の長さは約9.4m、床面積は約88㎡。中央の一間を囲むように周囲に空間を設けた「一間四面堂(いっけんしめんどう)」という、平安時代の阿弥陀堂に見られる建築形式を採用しています。外観で最も印象的なのは、四方の屋根面が一つの頂点に集まる「宝形造(ほうぎょうづくり)」の屋根です。屋根の表面には、木板を重ねる「栩葺(とちかや)」が用いられています。なお、現在の栩葺の屋根は、1904年(明治37年)の解体修理で、それまでの茅葺から変更されたものです。
四方へ大きく張り出した軒は、柱の上に木材を組み合わせた「組物(くみもの)」によって支えられています。白水阿弥陀堂では「出組(でぐみ)」と呼ばれる形式が使われており、軒を外側へ張り出させる構造となっています。この深い軒と屋根のなめらかな曲線が、建物全体に伸びやかで優美な印象を与えています。堂の周囲には「切目縁(きれめえん)」と呼ばれる縁が巡らされ、柱や軒、屋根の構造が調和した姿を間近に見ることができます。
作家の五木寛之は百寺巡礼で白水阿弥陀堂を訪ね、「白水阿弥陀堂の正面に立つと、その美しさに、あらためて胸を衝かれるような気がした。なめらかな屋根のライン、質素でありながら重厚なたたずまい。想像していた以上にすばらしいお堂である。建物は間口も奥行も三間で、約 5.45mにすぎない。その〝 小ささ〟という点でも、たしかに平泉の金色堂に通じるところがある。小さいにもかかわらず、存在感 が大きいのだ」と賞賛しています。
堂内の装飾と中尊寺金色堂との関係
白水阿弥陀堂は、外観の端正な美しさだけでなく、堂内の装飾にも大きな特徴があります。
堂内は、中央に立つ4本の柱「四天柱(してんばしら)」によって、仏像を安置する「内陣(ないじん)」と、その周囲の空間に分けられています。内陣の奥には、黒漆塗りの「須弥壇(しゅみだん)」が設けられ、本尊の阿弥陀如来像を中心とする阿弥陀三尊像と、持国天像・多聞天像が安置されています。
建立当時の堂内は、現在よりもはるかに華やかだったと考えられています。内陣の天井には、細かく組んだ格子を段状に高くした「折上小組格天井(おりあげこぐみごうてんじょう)」が設けられ、長押(なげし)や壁などには、宝相華(ほうそうげ)と呼ばれる想像上の花の文様や、色彩を段階的に変化させる繧繝彩色(うんげんざいしき)、仏画などが施されていました。
さらに、四天柱には金具による装飾が施され、仏画が描かれていたと考えられています。現在は、長い年月のなかで絵画や彩色の多くが失われていますが、天井や長押、壁などに残る痕跡から、かつての華やかな堂内を想像することができます。
こうした建築や装飾を理解するうえで重要なのが、岩手県平泉町にある中尊寺金色堂との関係です。中尊寺金色堂は、奥州藤原氏の初代・藤原清衡によって1124年(天治元年)に建立されました。白水阿弥陀堂は、三十数年後の1160年(永暦元年)に、徳姫が故郷の平泉を思い、金色堂を模して建立したと伝えられています。両者は、方三間の正方形の平面と宝形造の屋根をもち、堂内に阿弥陀三尊像を安置するなど、建築形式や仏教美術に共通点が見られます。
一方、金色堂が建物の内外を金色に飾った華麗な建築であるのに対し、白水阿弥陀堂は木造建築の端正な外観と、堂内の彩色装飾を特徴としています。姿は異なりますが、いずれも阿弥陀如来の住む極楽浄土を建築や美術によって表現しようとした、平安時代後期の浄土信仰を伝える貴重な建物です。
阿弥陀三尊像と二天像:堂内に伝わる平安時代の仏像
白水阿弥陀堂の堂内には、平安時代後期の仏教美術を伝える5体の木造仏像が安置されています。
中央に置かれているのが、本尊の阿弥陀如来坐像と、その両脇に立つ観音菩薩像・勢至菩薩像からなる「阿弥陀三尊像」です。さらに、その左右には、仏の世界を守護する「二天像」の持国天像と多聞天像が安置されています。これら5体の仏像はいずれも国の重要文化財に指定されており、白水阿弥陀堂の建築とともに、平安時代後期の浄土信仰を今に伝えています。
阿弥陀三尊像の中心に座る阿弥陀如来は、西方極楽浄土を治め、人々を救いに導く仏です。その両脇に立つ観音菩薩と勢至菩薩は、阿弥陀如来を助け、人々を極楽浄土へ導く役割を担っています。三尊像には、穏やかで静かな表情が見られ、極楽浄土の安らぎを感じさせます。
これに対して、二天像は力強く、動きのある姿をしています。持国天と多聞天は、仏教の世界を守護する四天王のうちの二尊で、邪悪なものから仏の教えを守る存在です。なお、持国天像は、寺に伝わる名称では広目天像とされています。文化財としての正式名称は「木造持国天立像(寺伝広目天像)」です。
阿弥陀三尊像の静かな表現と、二天像の力強い表現が対照をなし、堂内に独特の緊張感と調和を生み出していることが、これらの仏像の大きな特徴です。
また、白水阿弥陀堂の仏像には、平泉の中尊寺金色堂に安置された仏像との共通点も認められます。いわき市の文化財資料では、特に中尊寺金色堂の藤原清衡の壇に安置された仏像と様式的な共通性があり、二天像にもその特徴が見られると説明されています。
建築だけでなく、仏像にも平泉の仏教文化とのつながりが見られる点は、白水阿弥陀堂を理解するうえで興味深いところです。
浄土庭園の見どころ:池・中島・橋が表現する極楽浄土
白水阿弥陀堂の魅力は、国宝の建物だけでなく、その周囲に広がる浄土庭園とお堂が一体となって、極楽浄土の世界を表現していることです。
浄土庭園とは、阿弥陀如来が住むとされる極楽浄土を、この世に表現しようとした庭園です。平安時代後期に浄土信仰が広まるなか、仏堂と池、橋、周囲の自然を組み合わせた庭園が造られるようになりました。京都・宇治の平等院鳳凰堂や、岩手県平泉町の毛越寺庭園などが、その代表的な例として知られています。
白水阿弥陀堂は南向きに建てられており、正面と東西の三方を大きな池に囲まれています。背後には経塚山(きょうづかやま)を中心とする山々が広がり、庭園の景観に奥行きを与えています。池の水面、お堂、背後の山々が重なる風景は、自然そのものを取り込んで極楽浄土を表現しようとした、平安時代の庭園づくりの特徴をよく伝えています。
この庭園で特に注目したいのが、池に設けられた中島と、南北に架けられた2つの橋です。南側から阿弥陀堂へ向かう際には、まず弓なりに反った宝成橋を渡り、中島にある拝観受付を経て、北側の無垢橋を渡ります。このように、一つの中島に南北2本の橋を架けた「一島二橋」の構成は、浄土庭園のなかでも珍しい形式とされています。
橋を渡ってお堂へ近づく道のりは、現世から仏の住む極楽浄土へ向かう過程を思わせます。単なる通路ではなく、参拝者が浄土世界へ近づいていくことを感じさせる空間構成として眺めると、庭園の魅力がさらに深まるでしょう。
また、白水阿弥陀堂の庭園は、現在見られる景観のすべてが創建当時からそのまま残っているわけではありません。昭和期の発掘調査によって、池や中島、橋などの配置が明らかになり、1966年(昭和41年)には「白水阿弥陀堂境域」として国の史跡に指定されました。その後、発掘調査の成果を踏まえた復元整備が進められ、現在の庭園の景観が形づくられています。つまり、現在の浄土庭園は、平安時代に造られた庭園の痕跡をもとに、その姿を現代によみがえらせた貴重な文化遺産でもあるのです。
四季の白水阿弥陀堂:自然と建築が織りなす景観
白水阿弥陀堂は、四季折々の自然と平安時代の建築が調和した、美しい景観を楽しめる場所です。周囲の木々や池の風景は季節によって表情を変え、同じ場所を訪れても、その時々で異なる魅力に出会うことができます。池を手前にして阿弥陀堂と背後の山々を眺めると、自然と建築が一体となった景観を楽しむことができます。季節ごとの彩りを感じながら、ゆっくりと庭園を散策してみてください。
春は、梅や桜の花が咲き、新緑が芽吹く季節です。 花々の彩りや若葉の緑が、落ち着いた色合いの阿弥陀堂を引き立てます。春が深まり、周囲の山々が新緑に包まれるころには、木造建築と自然が調和した、清々しい景観が広がります。
夏は、緑豊かな庭園と池の景色が印象的な季節です。 池ではハスの花が見られることもあり、仏教で清らかさを象徴するハスの花と阿弥陀堂の組み合わせは、浄土庭園ならではの趣を感じさせます。木々の深い緑と池の水面が、夏の庭園に落ち着いた雰囲気をもたらします。
秋は、白水阿弥陀堂を代表する紅葉の季節です。 境内にある大イチョウが黄金色に染まり、モミジの鮮やかな赤色とともに庭園を彩ります。赤や黄色に色づいた木々が池の水面に映り込む風景は、特に印象的です。大イチョウは、いわき市の天然記念物にも指定されています。紅葉は例年11月中旬ごろに見頃を迎えますが、その年の気候によって時期が前後するため、訪問前に紅葉情報を確認するとよいでしょう。
冬は、葉を落とした木々の間から、お堂の端正な姿をじっくり眺められる季節です。 雪が降れば、屋根や庭園が白く覆われ、春から秋とは異なる静謐な景観が広がります。ただし、積雪や悪天候によって拝観が休止される場合もあるため、冬に訪れる際には注意が必要です。
白水阿弥陀堂の保存と再生:文化財を未来へ受け継ぐ取り組み
白水阿弥陀堂は、平安時代末期に建立されて以来、長い年月を経て現在に伝えられてきました。しかし、その歴史は決して平穏なものばかりではありません。
近年も、2011年の東日本大震災や2023年の豪雨によって被害を受け、そのたびに修復と復旧が重ねられてきました。また、浄土庭園では、かつて池を彩っていたハスが大幅に減少し、地域の人々や小学生が再生に取り組んでいます。白水阿弥陀堂の美しい景観は、長い歴史の中で自然に残されてきたものではなく、多くの人々によって守り、受け継がれてきたものなのです。
東日本大震災と復興の歴史
2011年(平成23年)3月11日に発生した東日本大震災では、白水阿弥陀堂も被害を受けました。
文化庁の被害調査によると、国宝の建物では扉の周辺に軽微な破損が確認されました。一方、堂内に安置されていた阿弥陀如来像など5体の仏像にも、ひび割れなどの損傷が生じました。仏像は奈良県に運ばれて修復が行われ、2012年(平成24年)7月に白水阿弥陀堂へ戻されました。阿弥陀堂の屋根の修理なども進められ、一般の拝観が再開されました。震災からの復旧には、文化財の修復に携わる専門家だけでなく、寺院の関係者や地域の人々の努力もありました。
こうした復興の歩みは、2015年(平成27年)に制作されたJR東日本「大人の休日倶楽部」のテレビCMでも紹介されています。吉永小百合さんが出演した「福島県・白水阿弥陀堂篇」では、美しい阿弥陀堂の景観とともに、復興に向けて歩む地域の人々の姿が描かれています。白水阿弥陀堂は、歴史的な文化財であると同時に、東日本大震災からの復興を象徴する場所の一つにもなったのです。
2023年の豪雨被害:浸水からの復旧
震災から約12年が経過した2023年(令和5年)9月、白水阿弥陀堂は再び自然災害に見舞われました。
台風13号に伴う記録的な豪雨によって、阿弥陀堂と浄土庭園を含む境内一帯が浸水したのです。阿弥陀堂では床上約20cmまで水が達しました。幸い、堂内に安置された仏像への被害は免れましたが、床下には土砂が堆積し、木材にも泥やごみが付着しました。浄土庭園でも、池や園路に土砂が流れ込み、池の岸辺や周辺施設が損傷するなど、大きな被害が発生しました。
被災後、願成寺の関係者らによって境内の泥の除去や堂内の清掃が進められ、同年10月1日には阿弥陀堂の拝観が再開されました。その後も、文化財修理の専門家によって床下の土砂の除去や木部の清掃、亀腹(かめばら)と呼ばれる床下の漆喰部分の補修などが進められました。一方、浄土庭園についても池や園路などの復旧工事が行われ、2024年(令和6年)7月2日に一般公開が再開されました。
度重なる自然災害を経験しながらも、建物だけでなく、その周囲に広がる庭園を含めて保存する努力が続けられているのです。
浄土庭園のハス再生:地域と子どもたちが受け継ぐ景観
白水阿弥陀堂の保存活動は、建物や仏像の修復だけではありません。浄土庭園の景観を守る取り組みも進められています。その代表的な例が、池に咲くハスの再生プロジェクトです。
かつて浄土庭園の池には多くのハスが生育し、夏には美しい花を咲かせていました。しかし、2021年(令和3年)にハスが大幅に減少していることが確認されました。いわき市によると、減少の原因は特定されていませんが、カメ・ザリガニ・イノシシなどによる食害や、豪雨に伴う池への土砂の流入など、複数の要因が重なった可能性があるとされています。
こうした状況を受けて、いわき市では2021年度からハスの苗や根茎の定植を進め、2022年度からは地元・内郷地区の小学校とも連携した再生活動を始めました。なかでも、いわき市立高坂小学校の児童たちは、ハスの減少を心配し、自分たちで育てたハスを庭園に戻したいという思いから活動を展開しました。その思いは、学校だけでなく、行政や地域住民を巻き込んだ取り組みへと広がっていきました。
2024年(令和6年)7月には、地元の小学生と地域の人々が協力して、種から育てたハスの苗を池に植え付けました。さらに、イノシシの侵入を防ぐための柵の設置や、ハスを食害するカメ・ザリガニの捕獲など、生育環境を整える活動も続けられています。
いわき市が2025年(令和7年)12月に公表した情報によれば、こうした取り組みによって池のハスは増加傾向にあります。ただし、かつての景観が完全に回復したわけではなく、再生に向けた努力は今も続いています。ハスは、仏教で清らかさを象徴する花であり、白水阿弥陀堂の浄土庭園にとっても大切な存在です。
約860年前に築かれた浄土の世界を、現代の子どもたちや地域の人々が守り、未来へつなごうとしている。そのことを知って庭園を歩くと、白水阿弥陀堂の景観が、より一層心に残るのではないでしょうか。
旅行プランの作り方:白水阿弥陀堂を中心に、いわきの旅を組み立てる
プラン作成の考え方
白水阿弥陀堂を訪れる旅行では、阿弥陀堂と浄土庭園の見学にどれくらい時間をかけるか、周辺のどの観光地と組み合わせるかが、プラン作成のポイントになります。
白水阿弥陀堂だけを訪れるなら比較的短時間で見学できますが、いわき市内には温泉や水族館、産業の歴史に触れられる施設など、魅力的な観光地が数多くあります。さらに、茨城県北部まで足を延ばせば、歴史や芸術をテーマにした旅行も楽しめます。
白水阿弥陀堂の見学にはどれくらいの時間が必要か
白水阿弥陀堂と浄土庭園の見学には、約1時間を目安にするとよいでしょう。
阿弥陀堂の内部で平安時代の建築や仏像を鑑賞し、浄土庭園を散策することで、この記事の第1章で紹介した見どころを一通り楽しむことができます。一方、仏像や建築をじっくり鑑賞したり、池の周囲をゆっくり散策しながら写真を撮影したりする場合は、1時間半程度を確保すると余裕があります。
見学範囲が比較的コンパクトなので、白水阿弥陀堂を目的とした日帰り旅行も計画できます。具体的な見学順序や時間配分は、後ほど紹介する「王道モデルコース」で説明します。
白水阿弥陀堂と周辺観光をどう組み合わせるか
白水阿弥陀堂は、東京や仙台から日帰りで訪れることも可能です。ただし、出発地や交通手段によって往復の移動時間が大きく異なるため、周辺観光まで楽しみたい場合は、余裕を持った日程を考えましょう。
いわき市内の観光地と組み合わせるなら、炭鉱の歴史や温泉文化に触れられるいわき湯本温泉周辺と、海の生き物や海産物を楽しめる小名浜周辺が候補になります。
また、歴史や芸術に興味がある方には、茨城県北茨城市の五浦六角堂などを巡るプランもおすすめです。岡倉天心や近代日本美術の歴史を知ることで、白水阿弥陀堂とは異なる時代の文化にも触れることができます。
これらの観光地はそれぞれ離れた場所にあるため、すべてを一度に巡る必要はありません。訪れたい場所を絞り、移動時間を含めて旅程を組み立てることが大切です。複数の地域をゆっくり楽しみたい場合は、いわき市内に1泊することも検討してみましょう。
なお、公共交通機関を利用する場合は、運行日や本数にも注意が必要です。特に白水阿弥陀堂方面の路線バスは平日のみの運行となっているため、土日祝日に訪れる場合は、別の移動手段を検討しておきましょう。
本記事では、白水阿弥陀堂と浄土庭園を巡る王道モデルコースに加え、湯本・小名浜・五浦の3つの旅行プランを紹介します。旅行日程や興味に合わせて、自分に合ったプランを選んでみてください。
白水阿弥陀堂の基本情報
白水阿弥陀堂を訪れる際は、拝観時間や休観日を事前に確認しておきましょう。
白水阿弥陀堂では、拝観可能な日時であれば、国宝に指定されている阿弥陀堂の内部に入り、重要文化財の阿弥陀三尊像や二天像を鑑賞できます。また、堂の周囲には浄土庭園が広がっており、平安時代の面影を感じながら散策を楽しめます。
ただし、寺院のため、法要や宗教行事によって拝観できない日があります。特に、遠方から訪れる場合は注意が必要です。
白水阿弥陀堂の基本情報を以下の表にまとめました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名称 | 菩提山無量寿院願成寺白水阿弥陀堂 |
| 郵便番号 | 〒973-8405 |
| 住所 | 福島県いわき市内郷白水町広畑221 |
| 電話番号 | 0246-26-7008 |
| 拝観時間 | 8時30分-16時15分閉門(4月1日-11月30日) 8時30分-15時45分閉門(12月1日-3月31日) 拝観受付は閉門30分前まで |
| 拝観不可日 | 彼岸会(春分・秋分の日) 盂蘭盆会(8月12-18日) 元朝準備(12月20-31日) ※1月1~3日拝観無料のため堂内拝観不可 ※8月5~6日拝観無料のため堂内拝観不可 ※文化財の防火訓練日は堂内拝観不可 その他、悪天候などでの臨時拝観休あり |
| 拝観料 | 大人(中学生以上)500円/小人(小学生)300円/未就学児無料 |
| 駐車場 | 有(無料) |
| 最寄駅 | JRいわき駅から川平行きバス「あみだ堂」バス停徒歩5分 |
| 公式サイト | 願成寺白水阿弥陀堂 |
白水阿弥陀堂へのアクセス
白水阿弥陀堂は、福島県いわき市に位置しています。
いわき市は、1966年(昭和41年)に、磐城市、内郷市、常磐市、平市、勿来市、石城郡小川町、遠野町、四倉町、川前村、田人村、三和村、好間村、双葉郡久之浜町、大久村の5市4町5村が合併して成立しました。当時としては面積が日本一広い市でした。
白水阿弥陀堂には、自動車のほか、鉄道や路線バスを利用して訪れることもできます。ただし、白水阿弥陀堂の最寄りバス停を通る路線バスは平日のみの運行です。土日祝日に公共交通機関で訪れる場合は、タクシーなどの利用を検討しましょう。
自動車でのアクセス
自動車の場合は、常磐自動車道を利用するのが便利です。主なインターチェンジや駅からの距離と所要時間は、次のとおりです。
- いわき中央ICから:約9km、約15分
- いわき湯本ICから:約10km、約25分
- JRいわき駅から:約7km、約20分
JRいわき駅周辺でレンタカーを借りれば、白水阿弥陀堂だけでなく、いわき湯本温泉や市内の観光スポットを組み合わせた旅行プランも立てやすくなります。白水阿弥陀堂には、普通車約30台分の無料駐車場があり、大型バス用の駐車スペースも用意されています。
なお、阿弥陀堂の北側へ通じる道路は、自動車で通行できません。カーナビが北側の道路を案内する場合がありますが、車で訪れる際は南側の「正面入口」を目指してください。
レンタカーは、JR常磐線のいわき駅で借りるのが便利です。エアトリで借りられるレンタカーの格安料金を比較し予約できます。
鉄道・路線バスでのアクセス
白水阿弥陀堂の最寄り駅は、JR常磐線の中郷駅です。内郷駅から白水阿弥陀堂までは約2.2kmあり、路線バスやタクシーを利用できます。時間と体力に余裕があれば、歩くこともできます。内郷駅前にはタクシーの待機場所がありますが、常に車両が待機しているとは限らないため、確実に利用したい場合は事前に配車を予約しておくと安心です。
東京方面からは、JR常磐線の特急「ひたち」で、いわき駅まで東京駅から約2時間20分です。仙台方面からも、特急「ひたち」で、いわき駅まで仙台駅から約2時間です。中郷駅には各駅停車しか停まりませんので、いわき駅からバスで向かうのが便利です
JRいわき駅から白水阿弥陀堂へ向かう場合は、新常磐交通株式会社の路線バスを利用できます。
- JRいわき駅から:3番のりばから川平(かわだいら)方面行きのバスに乗車し、約18分。「あみだ堂」バス停で下車し、徒歩約5分(約400m)
- JR内郷駅から:駅から約200mの「内郷駅入口」バス停から川平方面行きのバスに乗車し、約5分。「あみだ堂」バス停で下車し、徒歩約5分(約400m)
注意したいのは、「あみだ堂」バス停を経由する路線バスが平日のみの運行で、土日祝日は運行していないことです。また、平日でも運行本数が限られるため、往復の時刻を事前に確認しておきましょう。
長距離バスでのアクセス
いわき市へは、東京や福島県内の主要都市、仙台などから高速バスを利用することもできます。鉄道とは異なる経路で移動したい場合や、運賃を抑えたい場合の選択肢になります。
東京方面からは、東武バス、新常磐交通、ジェイアールバス関東の共同運行の高速バスで、東京駅八重洲南口からいわき駅まで約3時間です。
福島方面からは、福島交通と新常磐交通の共同運行で、福島競馬場前バス停始発で、福島駅東口バス停などを経由していわき駅などに停車する、上荒川バス停行きの高速バスを運行しています。福島駅東口バス停からいわき駅バス停まで約2時間です。
会津若松、郡山方面からは、会津バス、福島交通、新常磐交通の共同運行で、鶴ヶ城・合同庁舎前バス停始発で若松駅前ターミナルなどを経由して、郡山駅前やいわき駅などに停車する、上荒川バス停行きの高速バスを運行しています。若松駅前ターミナルからいわき駅まで約3時間です。郡山駅前からいわき駅までは約1時間40分です。
仙台方面からは、新常磐交通の運行で、仙台駅東口バス停始発で、いわき駅などに停車する、上荒川バス停行きの高速バスを運行しています。仙台駅東口バス停からいわき駅バス停まで約3時間です。
高速バスでいわき駅に到着した後は、前述の路線バスやタクシーなどを利用して白水阿弥陀堂へ向かいます。
飛行機でのアクセス
飛行機を利用する場合は、福島空港が候補になります。ANAが、札幌新千歳、大阪伊丹と福島を結んでいます。大阪伊丹空港とを結ぶ便はIBEXエアラインズとの共同運行です。福島空港発着の航空券は、国内格安航空券・LCCの比較・予約なら【トラベリスト】で、日にち、時間帯、座席グレード、航空会社などの条件を設定して最安値を検索し予約できます。
福島空港はいわき市内から離れていおり、福島空港からいわき市内方面へのバスはありません。そのため、空港から白水阿弥陀堂まで公共交通機関を利用する場合は、次のような経路が考えられます。
- 福島空港からリムジンバスでJR郡山駅へ(約40分)
- 郡山駅から高速バスでいわき駅へ
- いわき駅から路線バス、またはタクシーで白水阿弥陀堂へ
- 【プロの旅の知恵】航空券をお得にする「陸マイラー」という選択肢
旅行費用の中でも、飛行機代は特に大きな割合を占めますよね。
でも実は、普段の生活の中でマイルを貯めて、特典航空券を手に入れる「陸マイラー」という方法があるんです。
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おすすめの宿泊エリア
白水阿弥陀堂を訪れる際に宿泊するなら、いわき湯本温泉かJRいわき駅周辺がおすすめです。どちらも白水阿弥陀堂へのアクセスが比較的よく、旅行の目的や移動手段に合わせて選べます。
いわき湯本温泉:温泉と旅の風情を楽しみたい方におすすめ
いわき湯本温泉は、古くから親しまれてきた歴史ある温泉地です。温泉旅館やホテルが集まり、観光で歩き回った後に温泉でゆっくりと疲れを癒やせるのが魅力です。
JR湯本駅周辺から白水阿弥陀堂までは、車で約5km、約13分。自動車で訪れる場合は、いわき湯本温泉を拠点にして、白水阿弥陀堂や市内の観光スポットを巡るプランが立てやすくなります。
温泉旅館での食事や滞在そのものを楽しみたい方、ゆとりのある1泊2日の旅行を計画している方に向いています。
宿泊施設は、いわき湯本温泉旅館協同組合の公式サイトで確認できます。
JRいわき駅周辺:公共交通機関での移動や食事の利便性を重視する方におすすめ
JRいわき駅周辺にはビジネスホテルなどの宿泊施設が集まっており、飲食店も多いため、食事や買い物に便利です。
いわき駅にはJR常磐線の特急「ひたち」が停車し、東京方面から鉄道で訪れる場合の拠点になります。また、東京や仙台、福島県内の主要都市を結ぶ高速バスも利用できます。
いわき駅から白水阿弥陀堂までは車で約7km、約20分です。平日であれば、「あみだ堂」バス停へ向かう路線バスも利用できます。ただし、土日祝日は運行していないため、タクシーなどの移動手段を考えておきましょう。
鉄道や高速バスを利用する方、宿泊費を抑えたい方、夕食を駅周辺の飲食店で楽しみたい方に向いています。
【旅の節約術】宿泊予約はポイントサイトを確認|条件が合えば「ポイント三重取り」も
ホテルや旅館を予約するときは、楽天トラベルやじゃらんnetなどの宿泊予約サイトへ直接アクセスする前に、ポイントサイトに対象の宿泊予約サイトが掲載されていないか確認してみましょう。
ポイント獲得条件を満たせば、次の3種類のポイントを同時に獲得できる場合があります。
- 宿泊予約サイトのポイント
- クレジットカードなどの決済ポイント
- ポイントサイトのポイント
条件がそろえば、いわゆる「ポイント三重取り」ができます。ポイントサイトで貯めたポイントは、現金や他社ポイント、マイルなどへ交換することもできます。
当ブログでは、初心者が最初に使うポイントサイトとして、モッピーを主力候補にしています。大手ポイントサイトの一つで、案件の種類が幅広く、旅行予約だけでなく、ネットショッピングやクレジットカードなどにも利用しやすいのが特徴です。
もう一つ比較するなら、ハピタスも候補になります。旅行予約やネットショッピングなど日常的に利用しやすい案件が多いため、モッピーと還元条件を比較して使い分けることができます。
最初から複数のポイントサイトを使い分ける必要はありません。まずはモッピーを中心に利用し、宿泊予約などで還元額に差がある場合にハピタスも確認するくらいから始めると管理しやすいでしょう。
以下のバナーからモッピーやハピタスに登録し、各サイトの紹介キャンペーンの条件を満たした場合は、特典ポイントを受け取れることがあります。特典内容や条件は変更されるため、最新情報をご確認ください。
なお、当ブログの紹介リンクを利用しても、氏名・住所・メールアドレスなどの個人情報や、個別の広告利用内容が筆者に開示されることはありません。
これを食べたい!ご当地グルメ情報
白水阿弥陀堂を訪れたら、いわき市ならではの食も楽しみたいところです。
福島県沖は、暖流の黒潮と寒流の親潮が交わる海域に近く、豊かな漁場として知られています。いわき市では、こうした海の恵みを生かした魚介料理や、地域に受け継がれてきた郷土料理を味わえます。
カジキメンチ:復興への思いも込められたいわきの新名物
いわき市のご当地グルメとして、まず紹介したいのが「カジキメンチ」です。カジキの身を使ったメンチカツで、肉の代わりに魚を使った、いわきらしい一品です。カジキは淡泊でクセが少なく、揚げ物にすると外側の衣と中の身の食感を楽しめます。
岩手県、宮城県、福島県沖の海は南からの暖かい黒潮と北からの冷たい親潮がぶつかる海域で、栄養が豊富で世界三大漁場のひとつに数えられています。いわき市沖の海域は、暖流と寒流が交わる「潮目の海」として知られ、カジキとも関わりの深い地域です。1998年からはカジキ釣りの大会が開催されるなど、カジキを生かした地域の取り組みが続いてきました。
カジキ料理はたくさんありますが、一般社団法人ウォーターフロント協会が2011年(平成23年)から毎年開催しているみなとオアシスSea級グルメ全国大会の、2012年(平成24年)に小名浜港で開催された第2回みなとオアシス Sea級グルメ全国大会で、地元の「ジャンボカジキメンチ」がグランプリを獲得しました。
いわき市では、東日本大震災および東京電力福島第一原子力発電所事故後の水産物に対する風評被害を払拭するために、2012年(平成24年)からカジキ料理による町おこしを進めてきました。この大会は、小名浜港の復興を発信するイベントの一環として開催されたものです。カジキメンチは、地域の海の恵みと復興への歩みを感じられるご当地グルメといえるでしょう。
いわき市内にはカジキ料理を提供する飲食店が多数あり、小名浜港周辺の「潮目の駅 小名浜美食ホテル」などで提供されています。白水阿弥陀堂と小名浜エリアを組み合わせて観光する際には、ぜひ味わってみてください。
出典:みなとオアシスSea級グルメ全国大会のサイト https://www.waterfront.or.jp/oasisu/seaqg/seaqg_view/391
メヒカリの唐揚げ:いわき市の魚を味わう
もう一つ、いわきを訪れたら味わいたいのが「メヒカリの唐揚げ」です。
メヒカリは、大きな目が青緑色に光って見えることから名付けられた深海魚です。正式な和名は「アオメエソ」で、2001年(平成13年)には「いわき市の魚」に制定されました。いわき沖で水揚げされるメヒカリは脂がのっているとされ、唐揚げや干物などで親しまれています。唐揚げは、香ばしい衣と魚の旨味を楽しめる、いわきならではの定番料理です。
昔ながらの郷土料理:サンマのポーポー焼きとウニの貝焼き
いわき市には、海の幸を生かした伝統的な郷土料理もあります。
「サンマのポーポー焼き」は、サンマのすり身に味噌やネギ、ショウガなどを混ぜて焼いた料理です。魚の旨味に調味料の風味が加わり、家庭料理としても親しまれてきました。
「ウニの貝焼き」は、ホッキ貝の貝殻にウニを盛り付けて蒸し焼きにする、いわき地方の名物です。ウニの濃厚な味わいを楽しめる料理で、土産品として販売されることもあります。
いずれも、いわきの海と人々の暮らしの結び付きを感じられる料理です。
白水阿弥陀堂を訪れる際は、移動経路や宿泊先に合わせて、いわき駅周辺やいわき湯本温泉、小名浜エリアなどで食事を楽しんでみてはいかがでしょうか。
なお、料理の提供状況や使用する食材は店舗や季節によって異なるため、お目当ての料理がある場合は事前に確認しておきましょう。
これだけは押さえたい!白水阿弥陀堂の王道モデルコース(所要時間:約1時間)
白水阿弥陀堂を初めて訪れる方には、国宝の阿弥陀堂と堂内の仏像を拝観し、浄土庭園を散策する約1時間の王道モデルコースがおすすめです。なお、堂内の拝観状況や庭園の散策にかける時間によって、所要時間は変わります。建築や仏像をじっくり鑑賞したい方、庭園をゆっくり撮影したい方は、1時間30分程度を見込んでおくとよいでしょう。
第1章で紹介した歴史や浄土信仰の背景を思い浮かべながら巡ると、建築・仏像・庭園が一体となって表現する平安時代の浄土世界を、より深く味わえるでしょう。
駐車場から宝成橋を渡り、浄土庭園の景観を楽しむ(約5分)
南側の駐車場から阿弥陀堂へ向かい、最初に宝成橋を渡ります。
橋の周囲に広がる池や木々、奥に建つ阿弥陀堂の姿を眺めながら、浄土庭園の雰囲気を味わいましょう。この庭園は、仏教で説かれる極楽浄土を地上に表現したものです。阿弥陀堂へ向かう道のりも、庭園の魅力を感じる大切な時間になります。

拝観受付で手続きをする(約5分)
宝成橋を渡った先の拝観受付で拝観料を支払い、堂内拝観の手続きをします。
御朱印を希望する場合は、このときに受付方法を確認しておくとよいでしょう。
無垢橋を渡り、国宝・白水阿弥陀堂と堂内の仏像を拝観する(約20分)
受付を済ませたら、無垢橋を渡って阿弥陀堂へ向かいます。
橋を渡りながら、池の中島や周囲の自然、正面に建つ阿弥陀堂の姿に注目しましょう。現世から極楽浄土へ向かうという浄土庭園の思想に思いを巡らせると、橋を渡る体験も印象深いものになります。
阿弥陀堂では、平安時代後期に建てられた建築と、堂内に安置された阿弥陀三尊像・二天像を拝観します。中央の阿弥陀如来像をはじめとする仏像の姿や配置に注目しながら、徳姫がこの地に込めた祈りと、当時の人々が思い描いた極楽浄土について考えてみましょう。
なお、堂内の写真撮影はできません。貴重な仏像や建築を、じっくりと自分の目で鑑賞しましょう。
浄土庭園を散策し、さまざまな角度から阿弥陀堂を眺める(約25分)
堂内拝観を終えたら、池の周囲に設けられた散策路を歩き、浄土庭園を巡ります。
正面から眺める阿弥陀堂だけでなく、横や後方からの姿にも注目してください。見る角度によって、屋根の形や周囲の自然との調和が違って見えます。池の水際に設けられた洲浜(すはま)や中島、橋の配置も、浄土庭園の特徴を読み解くポイントです。
春の新緑、夏のハス、秋の紅葉など、季節によって変化する景観も楽しみましょう。散策の際は、現地で公開されている園路を利用してください。
御朱印・お守りを授かる(約5分)
最後に、希望する方は御朱印やお守りを授かりましょう。
参拝の思い出とともに、白水阿弥陀堂で過ごした時間を振り返りながら散策を締めくくります。
【目的別アレンジ】季節や興味に合わせて白水阿弥陀堂の旅を組み替える
プラン例①:炭鉱と温泉を楽しむ湯本ルート
いわき市といえば、スパリゾートハワイアンズを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。スパリゾートハワイアンズは、東京証券取引所スタンダード市場に上場している常磐興産株式会社が運営しています。常磐興産は、アメリカの投資ファンド「フォートレス・インベストメント・グループ」から買収の提案を受け、2024年(令和6年)9月の取締役会で買収の受け入れを決議しました。
いわき湯本温泉は、1300年以上の歴史があり、当時この地は「佐波古(さはこ)」と呼ばれていたそうです。いわき湯本温泉は、有馬温泉(兵庫県)、道後温泉(愛媛県)と並んで日本三古泉と呼ばれています。
JR湯本駅の西側に温泉街が形成されており、日帰り入浴施設「さはこの湯」もあります。
明治時代になると、茨城県北部から福島県浜通り南部にかけて炭鉱開発が始まります。開発に伴って、坑内から大量の温泉が出水したことから、1919年(大正8年)に、いわき湯本温泉での湧出は止まってしまいます。1942年(昭和17年)になってようやく、炭鉱との協議により温泉が復活しました。
JR湯本駅の北約1.0kmの場所に、いわき市石炭・化石館ほるるがあります。いわき市石炭・化石館ほるるは、常磐炭田の歴史および、1968年(昭和43年)にいわき市の高校生が発見した化石「フタバサウルス・スズキイ」を中心とした化石に関する資料を展示しています。
常磐炭田は、首都圏に近いことから、鉱工業地帯として発展してきます。しかしながら、戦後の高度経済成長に伴い、国内の多くの炭鉱と同様に採算が悪化し、観光業に転換することで生き残りを図りました。
1966年(昭和41年)に、常磐ハワイアンセンター(1990年(平成2年)にスパリゾートハワイアンズに改名)を開業し、成功を収めます。この経緯は、2006年(平成18年)に公開された映画「フラガール」に描かれ、第30回日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞しています。閉鎖が見込まれる東北の炭鉱町を南国ハワイの楽園に生まれ変わらせる苦悩と努力の実話を、松雪泰子、豊川悦司、蒼井優、山崎静代などが演じる感動作です。
1976年(昭和51年)に常磐炭鉱は閉山しました。
いわき湯本温泉の最寄り駅であるJR湯本駅から南に約850mのところにある金刀比羅神社は、日本三大金毘羅宮のひとつと言われています。いわき市の金刀比羅神社では毎年1月10日に例大祭が開催され、JR湯本駅から多くの露店が軒を連ね大変賑わいます。
当ブログでは、金刀比羅宮の総本宮である、香川県の「金刀比羅宮。さぬきのこんぴらさん。785段の石段の先に広がる絶景を訪ねる旅」を掲載しています。よろしければ、そちらもどうぞ。
プラン例②:海の恵みを感じ考える小名浜ルート
白水阿弥陀堂から南へ約15kmの、いわき市の小名浜地区を巡るルートです。
小名浜地区には、東北地方最大級の水族館「アクアマリンふくしま」、いわき市の観光物産センター「いわき・ら・ら・ミュウ」、イオンモールいわき小名浜などの商業施設、高さ約60mのいわきマリンタワー、駆逐艦「汐風」が防波堤として埋設された地などがあります。いわき・ら・ら・ミュウからは株式会社小名浜デイクルーズが観光遊覧船「サンシャインシーガル」 を就航しており、小名浜港を海から楽しむことができます。ショッピングもグルメも観光も楽しめるエリアです。
小名浜地区には、周辺の商業施設と共用の多くの無料駐車場があります。公共交通機関の場合は、JR常磐線の泉駅(特急停車駅)から新常磐交通の路線バス(小名浜・江名方面)でイオンモールいわき小名浜バス停まで約15分です。下車後徒歩約5分です。
アクアマリンふくしまの正式名称はふくしま海洋科学館といいます。福島県が出捐(しゅつえん)して設置された公益財団法人ふくしま海洋科学館が管理運営しています。
アクアマリンふくしまは、黒潮と親潮がぶつかる潮目の海をテーマに約800種の生物を展示しています。また、アクアマリンふくしまは「海を通して『人と地球の未来』を考える」の理念のもとに環境水族館を宣言をしています。
体験型水族館として体験型教育に力を入れており、魚を釣って調理して食べられたり、魚に餌をやったりといった体験や、水族館の裏側を紹介するバックヤードツアーなど様々なイベントを提供しています。
最大の見どころは、福島県沖でぶつかる黒潮と親潮を再現した巨大水槽です。黒潮と親潮の境目に三角形のトンネルがあり、トンネルの両側で異なる魚が泳いでいるのを確認できます。
三角形のトンネルの前に、「潮目の海」という寿司店があります。水槽を泳いでいるマグロを見ながら、マグロの寿司をいただくことができます。水族館で魚を見ながら寿司を食べるのは違和感があるかもしれません。アクアマリンふくしまは、資源量の少ない水産資源を避けて資源量が豊富な魚介を食べるHAPPY OCEANS(ハッピーオーシャンズ)という考え方を取り入れており、館内の寿司店も水産資源の持続可能性について考えさせる教育的な役割を担っています。寿司店「潮目の海」だけではなく、アクアマリンふくしま内のレストランもHAPPY OCEANSメニューを提供しています。
なお、寿司店「潮目の海」はアクアマリンふくしまに入館する必要がありますが、寿司店「潮目の海」を展開している株式会社アクアマリンパークウェアハウスが経営している「潮目の駅」という観光施設が、アクアマリンふくしまといわき・ら・ら・ミュウの間にあります。旧名である小名浜美食ホテルの方が通じるかもしれません。ホテルとありますが宿泊施設ではなく、イタリアンレストランや小名浜漁師料理店、地物の海産物などの物販店、駄菓子屋やハワイアン雑貨の店などが入っています。観光施設「潮目の駅」のレストランでも美味しいシーフードをいただくことができます。株式会社アクアマリンパークウェアハウスは駅弁販売なども手がけています。
アクアマリンふくしまには、たくさんの体験施設がありますが、特に子どもたちに人気があるのが海辺の環境を再現した「蛇の目ビーチ」です。水に入って生き物に触れられる施設(タッチプール)でしたが、動物福祉の観点から2024年4月からタッチプールとしての運営を止め、水に入って生き物を観察できる施設となりました。
アクアマリンふくしまは、2011年(平成23年)3月11日に発生した東日本大震災で4.2mの津波に襲われました。施設の1階が全部水没し、来館者やスタッフら80人は3階に避難し、人的被害はありませんでした。その際の様子は、2011年(平成23年)3月19日に発行された「アクアマリンふくしま被災報告(第一報)」に詳しく述べられています。是非ご一読ください。
スタッフらの懸命な世話にもかかわらず展示している生物の9割が命を落としてしまいました。アクアマリンふくしまでは、館内学習のひとつとして震災学習プログラムを提供しています。震災後の状況や再オープンまでの様子をシアターなどで説明しています(団体対象・事前予約制)。アクアマリンふくしまは、震災の約4ヶ月後に営業を再開しました。
プラン例③:茨城県北部を巡るルート
いわき市は南側が茨城県北茨城市と接しています。
北茨城市の五浦(いづら)海岸に六角堂があります。白水阿弥陀堂から約30kmです。
常磐自動車道のいわき勿来インターチェンジから約10kmです。六角堂の近くに北茨城市営の無料駐車場があります。JR常磐線大津港駅から、北茨城市巡回バスで五浦バス停で下車すぐです。
六角堂は、美術家で思想家の岡倉天心(1863年(文久2年)〜1913年(大正2年))が、自身の別荘地に思索にふけるための場所として1905年(明治38年)に建設しました。現在は、国立大学法人茨城大学が五浦美術文化研究所として管理しています。六角堂だけではなく、岡倉天心の邸宅や天心記念館などがあります。
岡倉天心は英語が堪能で、アメリカの東洋美術史家であるアーネスト・フェノロサの助手として美術品の調査や蒐集を手伝いました。明治維新以降、西洋の美術が急速に流入する中で、軽視されがちな日本の美術の価値を再認識し、ボストン美術館の中国・日本美術部長を歴任するなど、日本の美術や文化を広く海外に紹介しました。
1890年(明治23年)に設立された、現在の国立大学法人東京藝術大学美術学部の前身である東京美術学校の事実上の初代校長となります。副校長にフェノロサを招きました。その後、東京美術学校の教官には、黒田清輝、藤島武二、横山大観、下村観山、菱田春草などが就いています。
1898年(明治31年)に起こった東京美術学校騒動により東京美術学校を辞し、日本美術院を創設しました。現在も続く春の院展や秋の再興院展は日本美術院が開催しています。
日本美術院は経営が困窮し、1906年(明治39年)に拠点を五浦に移し、岡倉天心も自らも五浦に居住します。横山大観、菱田春草、木村武山、下村観山も五浦へ移住しました。
岡倉天心は、1913年(大正2年)、慢性腎臓炎が悪化し療養していた新潟県妙高市の赤倉温泉の山荘で亡くなります。赤倉温泉にも六角堂があります。岡倉天心の功績を記念して1959年(昭和34年)に建てられたものです。堂内には平櫛田中作の岡倉天心の金色の胸像が安置されています。
六角堂は、2011年(平成23年)の東日本大震災の津波によって土台を残して流失してしまいましたが、2012年(平成24年)に再建されました。
岡倉天心が設立した東京美術学校の第一期生である横山大観の作品は、島根県の足立美術館が最大のコレクションを所有しています。
当ブログでは、「足立美術館。20年連続日本一の庭園だけじゃない見どころを訪ねる旅」の記事で、横山大観に触れています。よろしければ、そちらもどうぞ。
【旅をアップグレードする秘訣】ワンランク上の旅を実現する1枚
今回ご紹介したような旅行プランを、より快適で上質なものにするための『秘訣』として、旅行のプロの視点から厳選した一枚のカードをご紹介します。それが「セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード」です。筆者のメインカードです。
このカードは、年会費33,000円、JALのマイルを直接貯めることができる「SAISON MILE CLUB」のサービス年会費が5,500円と安くはありません。
それでもなお、なぜこのカードが旅好きにおすすめなのか、その理由は以下の特典に集約されています。
- JALマイル最高水準の還元率: 日常の支払いでJALマイルが最大1.125%という高レートで貯まり、次の旅行がぐっと近づきます 。
- 空港ラウンジが使い放題:国内外1,600ヶ所以上の空港ラウンジが無料で利用できる「プライオリティ・パス」の最上位会員(通常年会費469米ドル)に無料で登録できます 。出発前のひとときを、喧騒から離れた落ち着いた空間で過ごせます。
- 手荷物無料宅配:海外旅行の際、空港と自宅間のスーツケース1個を無料で配送してもらえます 。旅の行きも帰りも、身軽に移動できる快適さは格別です。
- コンシェルジュ・サービス:プラチナ会員専用のコールセンターのスタッフに、旅行やレストラン予約手配依頼だけではなく、様々な困りごとの相談も可能です。
- その他多数の特典: 2名以上の利用で1名分のコース料理が無料になるレストラン優待や、充実した旅行保険も付帯します 。
このカードは、その価値の高さからポイントサイト等に広告が出ることは稀で、既存会員からの紹介で入会するのが最もお得な方法です。
カード会社の規約上、ブログに直接紹介用URLを掲載することが禁じられています 。そのため、ご興味のある方は、以下のバナーをクリックすると表示される専用フォームからご連絡いただければ、すぐに紹介用URLをメールでお送りします。
もちろん、お申し込みされる方の個人情報が私に伝わることは一切ありませんので、ご安心の上、お気軽にご連絡ください 。
まとめ:平泉ゆかりの浄土文化を知れば、白水阿弥陀堂の旅はもっと深くなる
福島県いわき市にある白水阿弥陀堂は、平安時代後期の建築と浄土信仰の世界を今に伝える、福島県唯一の国宝建造物です。
その魅力は、優美な阿弥陀堂の姿だけではありません。奥州藤原氏とのつながりを伝える創建の歴史、堂内に安置された仏像、極楽浄土を表現した庭園が一体となり、当時の人々の祈りや美意識を感じさせてくれます。
こうした歴史や文化の背景を知ってから訪れると、阿弥陀堂の屋根の曲線や水面に映る風景にも、新たな意味が見えてくるでしょう。
白水阿弥陀堂の見学に加えて、いわき湯本温泉や周辺の観光スポットを組み合わせれば、歴史・文化・自然を楽しむ充実した旅になります。本記事で紹介した見どころと旅行プランを参考に、自分の興味や旅行日程に合った旅を計画してみてください。
白水阿弥陀堂の旅でおさえておきたいポイント
白水阿弥陀堂を訪れる前に、おさえておきたいポイントを整理しておきましょう。
- 国宝の阿弥陀堂と浄土庭園を、一体となった空間として鑑賞する
- 徳姫による建立の伝承と、奥州藤原氏・平泉文化とのつながりを知る
- 優美な宝形造の建築と、堂内の阿弥陀三尊像・二天像に注目する
- 池・中島・橋の配置から、平安時代の浄土信仰と極楽浄土の表現を読み解く
- 桜・ハス・紅葉など四季の景観を楽しみ、見学時間には余裕を持つ
- いわき湯本・小名浜・北茨城など、興味や滞在時間に合わせて周辺観光を組み合わせる
拝観時間、休観日、路線バスの運行日、季節のイベント開催状況などは変更されることがあります。出発前には、願成寺や交通機関の公式サイトで最新情報を確認してください。
白水阿弥陀堂の旅におすすめのガイドブック
旅行には紙のガイドブックを!安心感&情報のまとまりが魅力
インターネットで検索すれば最新の旅行情報が得られますが、旅には紙のガイドブックを持って行くのがおすすめです。まとまった情報を手元に持っておける安心感があり、移動中やネット環境がない場所でもサッと確認できます。地図を広げながら計画を練る時間は旅の醍醐味の一つです。必要に応じて、最新情報はインターネットで補完するとさらに便利です。
国内旅行のガイドブックを発行している会社は、株式会社昭文社、株式会社JTBパブリッシング、株式会社地球の歩き方などが大手です。それぞれ特長がありますので、お好みの一冊を選んではいかがでしょうか。
昭文社(Shobunsha)
地図のプロフェッショナル・昭文社は、以下のガイドブックを発行。特に「まっぷる」シリーズは地図が見やすく、旅行プランが立てやすいと人気です。
- まっぷる(地図の見やすさに定評)
- ことりっぷ(週末の小さな贅沢旅を提案)
- COLOR+(テーマ別に楽しめるカラフルなガイドブック)
- 山と高原地図(登山向けの詳細地図)
- ツーリングマップル(バイク旅行者向け)
- ことりっぷ国内版は、「週末に行く小さな贅沢、自分だけの旅」がコンセプト。旅好きの女性が楽しめる2泊3日の旅行プランが特徴です。(公式サイトより)
JTBパブリッシング(JTB Publishing)
旅行代理店国内最大手の株式会社JTBグループの出版部門で、旅行情報に強みを持つ出版社。「るるぶ」シリーズは情報量が豊富で、初めての旅行先でも安心!
- るるぶ(「見る」「食べる」「遊ぶ」情報が充実)
- 楽楽(持ち歩きやすいコンパクト版)
- ココミル(大人向けの上質な旅を提案)
- ララチッタ(女子旅向け)
- JTB時刻表(鉄道旅行者の必携アイテム)
- るるぶの由来:「見る」「食べる」「遊ぶ」の最後の文字をつなげたネーミング。観光・グルメ・アクティビティがバランスよく掲載されているのが魅力です。
白水阿弥陀堂を訪ねる旅行でも安心・快適な、おすすめネット環境
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以下の流れで、すぐに安全なネット環境を手に入れられます。
- プランを選択
プランは、安全で高速なVPNをリーズナブルに利用できるベーシックプラン、マルウェア対策とブラウジング保護など安心機能が充実のプラスプラン、1TBクラウドストレージもついてくるコンプリートプランから選べます。一番人気はプラスプラン。
期間も、利用目的に応じて、1ヶ月・1年・2年が選択可能。 - メールアドレスの入力
アカウント作成に使用するメールアドレスを入力します。 - お支払い情報の入力
クレジットカードやPayPal、仮想通貨など、お好きな方法でお支払い可能です。
30日間返金保証があるので、初めてでも安心です。 - アプリをダウンロードしてログイン
PC・スマホ・タブレットなど、複数のデバイスに対応。ログインすればすぐにVPN接続が可能です。
わずか数分で完了し、その日から旅先でも安心・安全なインターネット環境が手に入ります。
空港やホテル、カフェのフリーWi-Fiでも安心して通信できるのがVPNの最大の魅力。
旅先でクレジットカードや個人情報を守るためにも、今のうちに準備しておくのがおすすめです。
まずは公式サイトをチェックしてみてください。
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最後までご覧いただきありがとうございました。良い旅を!
本記事は、筆者自身の取材・経験・調査に基づいて執筆していますが、文章構成や表現の一部、およびリサーチの補助に生成AI(ChatGPTなど)を活用しています。最終的な内容の正確性と責任は、国家資格を有する筆者が確認・監修したうえで、公開しています。












