野兎八兵衛(のうさぎ はちべえ)です。総合旅行業務取扱管理者を独学で一発合格しました。総合旅行業務取扱管理者試験の「海外旅行実務」について,受験対策とオススメの勉強法を説明します。
本記事の内容
- 「海外旅行実務」の配点と対策
- 「海外旅行実務」のオススメ勉強法
独学で「海外旅行実務」を勉強する際の参考になると思いますよ。
「海外旅行実務」の配点と対策
総合旅行業務取扱管理者試験においては,「海外旅行実務」の配点は,旅行実務,国際航空運賃,旅行英語,出入国関係法令・実務などが32問×5点=160点,海外観光資源が20問×2点=40点,合計200点です。
対策のポイントは時差を含む飛行時間の計算や航空運賃計算などの資料の読み取りと計算を含む演習問題でしょう。これらの問題は解を見出すまで時間がかかるので,それ以外の問題には時間をかけず解けるようにしておきましょう。
6割(120点)取れればいいので,割り切りも必要です。特に海外観光資源は知らない問題が出てもあせらずスルーするくらいでいいと思います。いくつか捨て問があっても,確実に6割以上を得点できるよう知識をつけておきましょう。
「海外旅行実務」のオススメ勉強法
航空運賃計算のオススメ勉強法
知識問題はしっかり覚えましょう。教科書は1冊でいいと思います。筆者はユーキャンの速習レッスンを選びました。必要十分な内容で分かりやすくオススメです。
合否を分ける重要なポイントは,資料の読み取りと計算を含む演習問題である国際航空運賃計算です。条件を正しく把握し計算ルールを覚えれば問題なく解ける問題です。数をこなして,確実に解けるようにしておく必要があります。演習あるのみです。
筆者は,教科書とは異なる出版社である大原の標準トレーニング問題集を使いました。解けない問題は3回繰り返し,記憶の定着化を図りました。問題集には解答の正誤を記入する四角の欄が3つ設けられているので,役に立ちました。
「旅行業務取扱管理者試験 標準トレーニング問題集 1観光地理<国内・海外> 」「旅行業務取扱管理者試験 標準トレーニング問題集 4海外旅行実務」をオススメします。
海外観光資源のオススメ勉強法
海外観光資源は範囲が広く勉強が難しいです。
最良の勉強法は実際に旅に出ることですが,世界中を旅するのは簡単ではありません。時間もお金もかかります。
当ブログでは,陸マイラーの始め方も掲載しています。初心者向けにていねいにわかりやすく説明しています。マイルを貯めて,旅にでませんか。
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海外観光資源の範囲は広く勉強は難しいですが,海外といってもそれほどマニアックな国や観光地は出題されないと思います。出題されたとしても数は少ないでしょうから,捨て問にするしかないと割り切りましょう。6割取れればいいのです。
基本的には,日本から直接訪問できる国や地域(アジア諸国,ヨーロッパ,北米など)が中心となります。人気のある東南アジアや西欧,ハワイなどは覚える量が多いと思います。
日本から直接訪問できないが日本人に人気のある観光地は,中南米ならメキシコのテオティワカンやペルーのマチュピチュなど,アフリカならエジプトの諸遺跡,ケニアやタンザニアのサファリ,南アフリカのテーブルマウンテンなど限定的で,覚えることは比較的少なくていいと思います。
苦手な地域があれば,参考書としてガイドブックを使いましょう。とはいえあまり細かな観光資源は出題されないと思いますので,広いエリアをカバーするガイドブックでいいと思います。
筆者も苦手だったヨーロッパは「地球の歩き方 ヨーロッパ」を買って読みました。旅に出たくなってしまうことが難点ですが(笑),観光施設だけではなく,歴史やグルメなども記載されていますので,とても参考になります。オススメします。
新聞のツアー広告,テレビの旅番組やクイズ番組・グルメ番組などで,日常的に世界各地の情報に触れておくことをオススメします。
ツアーを調べるのも有効な勉強方法だと思います。以下のサイトなどを参考にして,どの観光施設をどういうルートで巡るのか,滞在時間はどれくらいか,どのような食事が提供されるのか,などを調べてみましょう。観光資源に関して多くの情報が得られます。可能なら,旅行業務取扱管理者の視点でツアーに参加してみると,気づくことも多いかもしれません。筆者もツアー情報はよく見ました。行きたくなってしまうのがちょっとつらいですが,いつか行く日を想像してモチベーションアップに繋げましょう。
- ヨーロッパにいくならここをチェック★日本旅行の海外ツアー♪
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参考書としては地図帳がオススメです。そもそも地図が頭に入っていないと,旅することができません。知らない地名や観光資源などが出てきたら地図帳で確認することを習慣づけましょう。地図帳はできる限り情報が多いものをオススメします。高校の地理の授業で使用するレベルのものを用意しましょう。
地図帳を眺めているだけで,ここに行ってみたいという気持ちが出てくるのではないでしょうか。そうしたら,行き方,見てみたい観光資源,食べてみたい郷土料理,巡るための交通機関,必要となる日数,費用などを調べていくと,試験に必要な諸々の知識が自然と身につくはずです。
まとめ
- 航空運賃計算など資料の読み取りと計算を含む演習問題は,数をこなして,確実に解けるようにしておこう
- 海外観光資源は,ガイドブックで知識を得て,地図帳で位置関係を確認し,記憶を定着させよう
総合旅行業務取扱管理者試験に独学で一発合格した野兎八兵衛が,総合旅行業務取扱管理者試験のうち「海外旅行実務」について,受験対策を解説し,オススメの勉強法をご紹介しました。
受験者の皆さまのご健闘を祈ります。
最後までご覧いただき,ありがとうございました。良い旅を!