陸マイラーの始め方

陸マイラーの始め方「JALクレジットカード編」

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野兎八兵衛野兎八兵衛

こんにちは。野兎八兵衛(のうさぎ はちべえ)です。

国家資格「総合旅行業務取扱管理者」を持つ旅行のプロとして、陸マイラー初心者が無理なく、堅実にマイルを貯めるための「王道」をわかりやすく整理します。

この「陸マイラーの始め方」シリーズでは、知識ゼロからでも迷わず始められるよう、全12本の記事を体系的に整理しました。

まず「共通の土台」で基礎知識・心構え・お金の準備を整え、「分岐の入口」でANAとJALのどちらから始めるかを選びます。その後は、選んだ航空会社に合わせて「ANAマイルを貯める4ステップ」「JALマイルを貯める4ステップ」へ進みます。

ポイントサイト、クレジットカード、交換ルート、日常生活での貯め方を順番に確認していきましょう。

この記事でわかること

結論:JALマイルを日常生活で貯めるなら、JALカードは重要な基本カードです。初心者は、まずJAL普通カードショッピングマイル・プレミアムを付けるかどうかを基準に考えると整理しやすくなります。

この記事では、JALマイルを効率よく貯めるために、どのクレジットカードをどの役割で持つべきかを整理します。

  • クレジットカードが果たす4つの基本的役割
  • 初心者が最初に検討したいJALカード年間決済額別の選び方
  • 年会費、マイル還元率、搭乗ボーナスを踏まえた「損益分岐点」
  • 補助カードや旅行保険の考え方
  • JALカードをモッピー経由で申し込むときの考え方と注意点
  • 高還元率や付帯サービスを重視する人向けのセゾンプラチナ・アメックスの紹介
  • 次に読むべき「JALマイル生活実践編」へのつながり


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目次

陸マイラーの始め方の全体像とこの記事の役割

陸マイラーの始め方の全体像とステップ構成

この記事は「陸マイラーの始め方」シリーズ全12本のうち、第4部「JALマイルを貯める実践編」に位置づけられる記事です。

JALマイルを貯めるための主要4記事の役割分担

JALルートは、「最初に原資を作る」「交換ルートを理解する」「日常決済の土台を整える」「生活の中で実践する」という4段階で考えると、初心者でも無理なく理解しやすくなります。

本記事の目的は「日常決済の土台を整えること」

日常生活の支出からJALマイルを積み上げるための土台づくりとなる、クレジットカードを解説する記事です。どのJALカードを軸にするか、ショッピングマイル・プレミアムや特約店、JMB WAONなどをどう組み合わせるかを整理します。

また、JALカード以外にも、JALマイルを貯めるのに候補となるクレジットカードを紹介します。

陸マイラーに必要なクレジットカードの考え方

マイルを貯める方法は、飛行機に乗って貯めるクレジットカードを利用して貯めるポイントサイトで貯める、の3つです。

JALのマイルを貯める陸マイラーの活動全体像を以下に示します。

JALのマイルを貯める陸マイラーの活動の全体像
JALのマイルを貯める陸マイラーの活動の全体像

マイルを貯める3つの方法とクレジットカードの役割

マイルを貯める3つの方法における、クレジットカードの役割を整理します。

飛行機に乗ってマイルを貯める

飛行機に搭乗することでマイル(フライトマイル)が付与されます。

IATA(国際航空運送協会)で定められた運賃計算に使用する区間距離「区間マイル」に、「対象運賃」によって定められた積算率を乗じて、フライトマイルが決まります。クレジットカードによって、この積算率が変わることはありません。

しかしながら、航空会社提携のクレジットカード(JALカードなど)で航空券を購入することで、フライトマイルに上乗せして搭乗ボーナスマイルが付与されます。

クレジットカードを利用してマイルを貯める

日常の買い物や公共料金の支払い、ネットショッピングなど、あらゆる支払いを特定のクレジットカードに集約することで、ポイントが貯まり、それをマイルに交換します。マイルが直接貯まるクレジットカードもあります。

重要なのは、ポイントが貯まるクレジットカードは貯まるポイントの種類とそのポイント還元率、マイルが直接貯まるクレジットカードはマイル還元率です。

同じ金額を使っても、クレジットカードによって貯まるマイルの量が大きく変わるため、ポイント還元率やマイル還元率の高いカードを選ぶことが、地道に、しかし着実にマイルを増やす秘訣となります。あなたの生活費がそのまま、次の旅行費用に変わっていくイメージです。

JALマイルを獲得するまでの4つの「率(レート)」
JALマイルを獲得するまでの4つの「率(レート)」

ポイントサイトを活用してマイルを貯める

JAL派が最初にどのポイントサイトを軸にするかは、「JALマイル最初に貯めるポイント編」で詳しく解説しています。

「JALマイル最初に貯めるポイント編」はこちら

貯めたマイルを使うときに役立つクレジットカードの機能

陸マイラーの目的は、貯めたJALのマイルで特典航空券に交換して旅行したり、JALのマイルをe JALポイントに交換してJALダイナミックパッケージを利用して旅を楽しむことだと思います。そのときのクレジットカードの役割をみておきましょう。

旅行保険で安心の空の旅を

JALの特典航空券やJALダイナミックパッケージには、基本的に旅行保険が付帯していません。そのため、安心して旅行を楽しむためには、別途旅行保険に加入することをおすすめします。

旅行傷害保険が自動付帯されているクレジットカードを1枚持っておくと便利です。ただし、クレジットカード付帯の保険金額は、一般的な保険プランよりも低めに設定されている場合があるため、補償内容を確認しておきましょう。

空港ラウンジサービスも楽しみ

空港には、国内線は出発時刻の1時間前まで、国際線は2時間前までに到着しておきたいですね。出発時刻とは飛行機が動き出す時刻です。搭乗口を閉める時刻ではありません。従って、出発時刻から逆算して、手荷物を預け、保安検査場を通過し、搭乗口を通って機内に入り、着席しシートベルトを締め、扉を閉めななければなりません。特に大きな空港では、空港内の移動も時間がかかるので、いっそう早めに到着しておくと安心です。

早めに空港に到着しておけば、焦らず手続きができますし、お土産を買う時間やトイレに行く時間も確保できますので、余裕を持っておきたいですね。

出発時刻まで時間があるときにはラウンジで過ごすのも楽しみですね。クレジットカードによっては、空港のラウンジを無料で利用できます。

国内線における手続き目安時刻と締切時刻
国内線における手続き目安時刻と締切時刻
出典:https://www.jal.co.jp/jp/ja/dom/boarding_attention/

初心者陸マイラー向けJALカードの選び方

JALマイルを貯めるための第一歩として、JALカードは非常に有効な手段です。ここでは、JALカードの種類と特徴を徹底比較し、初心者陸マイラーでも自分に最適な一枚を見つけられるよう分かりやすく解説します。

JALカードの種類

JALカードは大きく分けて、JAL普通カードCLUB-AカードCLUB-AゴールドカードプラチナカードプラチナProカード学生・20代限定カードの6つのタイプがあります。

さらに、それぞれについて、発行会社や国際ブランドが複数あり、多くのJALカードがあります。

この記事では、初心者陸マイラー向けに焦点を当てるため、プラチナカードと学生・20代限定カードは割愛します。プラチナカードは、マイルを貯めることに慣れてから、必要に応じて切り替えを検討するのがおすすめです。初心者がいきなりプラチナカードを選ぶ必要はありません。まずは基本的な陸マイラー活動に適したカードを選び、必要に応じてランクアップを検討しましょう。

JALカードの種類
JALカードの種類

クレジットカード選びの7つの確認ポイント

クレジットカードを選ぶ際には、以下の7つの項目を確認することが重要です。JALカードを選ぶ際も、これらのポイントを比較検討することで、最適な一枚を見つけることができます。

  1. 発行会社
  2. 年会費
  3. 貯まるポイント
  4. 還元率
  5. 国際ブランド
  6. 提携先
  7. 付帯サービス

JALカードの比較

JAL普通カード CLUB-AカードCLUB-Aゴールドカードの比較表を示します。

項目JAL普通カードJAL CLUB-AカードJAL CLUB-Aゴールドカード
発行会社株式会社ジャルカード株式会社ジャルカード株式会社ジャルカード
年会費(税込)2,200円(アメックスは6,600円)11,000円17,600円(アメックスは20,900円)
マイル還元率0.5%(200円=1マイル)
※ 年4,950円のプレミアム加入で1.0%
0.5%(200円=1マイル)
※ 年4,950円のプレミアム加入で1.0%
1.0%(100円=1マイル)
※プレミアム自動付帯
毎年初回搭乗追加マイル1,000マイル2,000マイル2,000マイル
国際ブランドVISA、Mastercard、JCB、アメックスVISA、Mastercard、JCBVISA、Mastercard、JCB、アメックス、Diners
旅行傷害保険海外旅行:1,000万円
国内航空:1,000万円
海外旅行:5,000万円
国内航空:5,000万円
海外旅行:5,000万円~1億円
国内航空:5,000万円~1億円
※ カードブランドにより異なる
保険付帯条件自動付帯自動付帯自動付帯
JALカードの比較

JALカードの基本情報:発行会社、年会費、提携ブランド

JALカードは、株式会社ジャルカードが発行しています。株式会社ジャルカードの親会社は日本航空株式会社ですが、株式会社三菱UFJ銀行三菱UFJニコス株式会社が出資しています。

国際ブランドなどに応じて、三菱UFJニコス株式会社、株式会社ジェーシービー、三井住友トラストクラブ株式会社、株式会社ビューカード、小田急電鉄株式会社と連携しています。

年会費は、カードを保有するために毎年支払う費用です。普通カードは2,200円(アメックスは6,600円)、CLUB-Aカードが11,000円、CLUB-Aゴールドカードが17,600円(アメックスは20,900円、ダイナース30,800円)、プラチナが34,100円、プラチナProが77,000円です。

JALカードの年会費と提携ブランド
JALカードの年会費と提携ブランド

JALカードは、旅行保険が自動付帯

JALカードは、JALのマイルを使うときにも有用です。JALカードには海外旅行保険国内旅行保険自動付帯されています。JALカードで航空券を購入しなくても適用されます。従って、貯めたマイルを特典航空券に交換したり、マイルをe JALポイントに交換してJALダイナミックパッケージを利用したりして、旅行する際にも保険が適用されます。

JALカードには旅行保険が自動付帯されていますが、補償額や対象範囲はカードの種類・ブランドによって異なります。普通カードの補償額はやや低いので、旅行の際は別途保険加入を検討することをおすすめします。補特典航空券やe JALポイント利用の旅行でも安心できるか、旅行前に補償内容を確認しましょう。

JALカードに自動付帯される海外旅行保険、国内旅行保険
JALカードに自動付帯される海外旅行保険、国内旅行保険
JALカードの普通カードの付帯海外旅行保険
JALカードの普通カードの付帯海外旅行保険
JALカードの普通カードの付帯国内旅行保険
JALカードの普通カードの付帯国内旅行保険

国際ブランドと提携先はお好みで

国際ブランドVISAMastercardJCBアメックスダイナースから選べますが、基本的には、利用可能店舗数が多いVISAMastercardを選んでおけば問題ありません。アメックスやダイナースは年会費が高額で、利用可能店舗が限られるため、特別な理由がなければ選ぶ必要はないでしょう。JALカードは、ANAカードほど交換ルートと国際ブランドの関係を強く意識しなくても選びやすいのが特徴です。

提携先東急小田急Suicaから利用環境に応じて選びましょう。

JAL CARD VISA(DCカード)
JAL CARD VISA(DCカード)

JALカードを選ぶ上での重要なポイント:ショッピングマイル・プレミアム

JALカードの決済で貯まるポイントは、JALのマイルで、JALカードではショッピングマイルと呼んでいます。普通カードとCLUB-Aカードは200円で1マイルなのでマイル還元率0.5%、CLUB-Aゴールドカードとプラチナカードは100円で1マイルなのでマイル還元率は1.0%です。

JALカードを選ぶ上で鍵となるのが、「ショッピングマイル・プレミアム」です。このサービスに加入することで、通常200円で1マイル(0.5%)のマイル還元率が、どのカードでも100円で1マイル(1.0%)にアップします。CLUB-Aゴールドカードプラチナカードは自動入会となっていますが、普通カードCLUB-Aカードは別途年会費(4,950円)が必要です。

つまり、「ショッピングマイル・プレミアム」に加入すれば、どのカードを選んでもマイル還元率は同じ1.0%になります。

JALカードのボーナスマイルとショッピングマイル
JALカードのボーナスマイルとショッピングマイル

JALカードの損益分岐点を確認する

JALカードにおける損益分岐点

クレジットカードの損益分岐点とは、年会費という固定費獲得マイルの価値で回収できる年間決済額、ということです。

企業の損益分岐点分析に置き換えると、固定費は年会費、変動費がゼロ、売上高は決済額でその傾きがマイル還元率、利益を獲得マイル数(マイルの価値)となります。クレジットカードは変動費がゼロなので、総費用=固定費+変動費は、固定費となります。一定金額以上の支払いがある場合は、年会費が高くても高いポイント還元率を有するクレジットカードの方が、お得になる場合があります。

本記事ではカード比較のために、前提として1マイル=2円として損益分岐点を計算します。実際のマイル価値は、路線、時期、特典航空券の取りやすさ、使い方によって変わります。ショッピングマイル・プレミアムを付ける場合は、JALカード本体の年会費だけでなく、プレミアム年会費を含めた合計コストで判断します。

JAL普通カードの損益分岐点(年1回以上JAL便のフライトがある場合)
  • 年会費: 2,200円
  • マイル還元率: 0.5%(200円=1マイル)
  • 毎年初回搭乗ボーナス: 1,000マイル(2,000円相当)

年会費2,200円のうち、年1回のJAL便利用でもらえる「毎年初回搭乗ボーナス」で2,000円分(1,000マイル)が回収できます。残りの「200円分(=100マイル)」を日々の決済で貯めれば元が取れます。 100マイルを還元率0.5%で貯めるために必要な決済額は、年間20,000円です。

JAL普通カードの損益分岐点(フライト利用がない場合)
  • 年会費: 2,200円
  • マイル還元率: 0.5%(200円=1マイル)

JALカードには、ANAカードのような無条件の継続マイルがありません。そのため、フライトを利用しない年は年会費2,200円をすべて日々のショッピング決済で回収する必要があります。 2,200円分の価値を持つマイルは1,100マイル(1マイル=2円換算)です。1,100マイルを還元率0.5%で貯めるために必要な決済額は、年間220,000円となります。

JAL普通カードにショッピングマイル・プレミアムを加えた場合の損益分岐点(年1回以上JAL便のフライトがある場合)
  • 年会費: 2,200円
  • ショッピングマイル・プレミアム年会費:4,950円
  • マイル還元率: 1.0%(100円=1マイル)
  • 毎年初回搭乗ボーナス: 1,000マイル(2,000円相当)

年会費2,200円とショッピングマイル・プレミアム年会費4,950円の合計コスト「7,150円」のうち、年1回のJAL便利用でもらえる毎年初回搭乗ボーナスで2,000円分(1,000マイル)が回収できます。残りの「5,150円分(=2,575マイル)」を日々の決済で貯めれば元が取れます。2,575マイルを還元率1.0%で貯めるために必要な決済額は、年間257,500円です。

JAL普通カードにショッピングマイル・プレミアムを加えた場合の損益分岐点(フライト利用がない場合)
  • 年会費: 2,200円
  • ショッピングマイル・プレミアム年会費:4,950円
  • マイル還元率: 1.0%(100円=1マイル)

JALカードには無条件の継続マイルがないため、フライトを利用しない年は、年会費とプレミアム年会費の合計コスト「7,150円」をすべて日々のショッピング決済で回収する必要があります。7,150円分の価値を持つマイルは3,575マイル(1マイル=2円換算)です。3,575マイルを還元率1.0%で貯めるために必要な決済額は、年間357,500円となります。

JAL CLUB-Aカードの損益分岐点(年1回以上JAL便のフライトがある場合)
  • 年会費: 11,000円
  • マイル還元率: 0.5%(200円=1マイル)
  • 毎年初回搭乗ボーナス: 2,000マイル(4,000円相当)

年会費11,000円のうち、年1回のJAL便利用でもらえる「毎年初回搭乗ボーナス」で4,000円分(2,000マイル)が回収できます。残りの「7,000円分(=3,500マイル)」を日々の決済で貯めれば元が取れます。3,500マイルを還元率0.5%で貯めるために必要な決済額は、年間700,000円です。

JAL CLUB-Aカードの損益分岐点(フライト利用がない場合)
  • 年会費: 11,000円
  • マイル還元率: 0.5%(200円=1マイル)

JALカードには無条件の継続マイルがないため、フライトを利用しない年は、年会費11,000円をすべて日々のショッピング決済で回収する必要があります。11,000円分の価値を持つマイルは5,500マイル(1マイル=2円換算)です。5,500マイルを還元率0.5%で貯めるために必要な決済額は、年間1,100,000円となります。

JAL CLUB-Aカードにショッピングマイル・プレミアムを加えた場合の損益分岐点(年1回以上JAL便のフライトがある場合)
  • 年会費: 11,000円
  • ショッピングマイル・プレミアム年会費:4,950円
  • マイル還元率: 1.0%(100円=1マイル)
  • 毎年初回搭乗ボーナス: 2,000マイル(4,000円相当)

年会費11,000円とショッピングマイル・プレミアム年会費4,950円の合計コスト「15,950円」のうち、年1回のJAL便利用でもらえる「毎年初回搭乗ボーナス」で4,000円分(2,000マイル)が回収できます。残りの「11,950円分(=5,975マイル)」を日々の決済で貯めれば元が取れます。5,975マイルを還元率1.0%で貯めるために必要な決済額は、年間597,500円です。

JAL CLUB-Aカードにショッピングマイル・プレミアムを加えた場合の損益分岐点(フライト利用がない場合)
  • 年会費: 11,000円
  • ショッピングマイル・プレミアム年会費:4,950円
  • マイル還元率: 1.0%(100円=1マイル)

JALカードには無条件の継続マイルがないため、フライトを利用しない年は、年会費11,000円とプレミアム年会費4,950円の合計コスト「15,950円」をすべて日々のショッピング決済で回収する必要があります。15,950円分の価値を持つマイルは7,975マイル(1マイル=2円換算)です。7,975マイルを還元率1.0%で貯めるために必要な決済額は、年間797,500円となります。

JAL CLUB-Aゴールドカードの損益分岐点(年1回以上JAL便のフライトがある場合)

CLUB-Aゴールドカードは、最初から「ショッピングマイル・プレミアム」が年会費に無料で含まれている(自動付帯)ため、基本の還元率が常に1.0%となるのが特徴です。

  • 年会費: 17,600円
  • マイル還元率: 1.0%(100円=1マイル)
  • 毎年初回搭乗ボーナス: 2,000マイル(4,000円相当)

年会費17,600円(ショッピングマイル・プレミアム自動付帯)のうち、年1回のJAL便利用でもらえる「毎年初回搭乗ボーナス」で4,000円分(2,000マイル)が回収できます。残りの「13,600円分(=6,800マイル)」を日々の決済で貯めれば元が取れます。6,800マイルを還元率1.0%で貯めるために必要な決済額は、年間680,000円です。

JAL CLUB-Aゴールドカードの損益分岐点(フライト利用がない場合)
  • 年会費: 17,600円
  • マイル還元率: 1.0%(100円=1マイル)

CLUB-Aゴールドカードは還元率1.0%(ショッピングマイル・プレミアム)が自動付帯していますが、JALカードには無条件の継続マイルがないため、フライトを利用しない年は、年会費17,600円をすべて日々のショッピング決済で回収する必要があります。17,600円分の価値を持つマイルは8,800マイル(1マイル=2円換算)です。8,800マイルを還元率1.0%で貯めるために必要な決済額は、年間880,000円となります。

年間決済額別:どのJALカードが一番お得か

自分が決済できる金額と、得られるマイル価値のバランスを確認しましょう。

年間決済額が「100万円」の場合

年間100万円を決済する場合の、各カードの実質的な損益(手元に残る価値)を計算してみましょう。

決済額が損益分岐点(年間49.5万円)を超えているため、普通カードとCLUB-Aカードは、最もお得になる「ショッピングマイル・プレミアム加入(還元率1.0%)」の状態で比較します。

  • パターン1:年1回以上フライトがある場合(毎年初回搭乗ボーナスあり)
  • 普通カード(プレミアム加入): 獲得11,000(還元10,000+搭乗1,000)マイル(=価値22,000円)- 会費7,150円 = 実質プラス 14,850円
  • CLUB-Aカード(プレミアム加入): 獲得12,000(還元10,000+搭乗2,000)マイル(=価値24,000円)- 会費15,950円 = 実質プラス 8,050円
  • CLUB-Aゴールドカード: 獲得12,000(還元10,000+搭乗2,000)マイル(=価値24,000円)- 会費17,600円 = 実質プラス 6,400円

年間100万円の決済で、かつフライトの予定がある場合、コストとリターンのバランスが最も優れているのは「普通カード+プレミアム加入」です。CLUB-Aやゴールドと比較して、実質的にお得な金額が2倍近くになります。

  • パターン2:フライト利用がない場合(搭乗ボーナスなし、決済のみ)
  • 普通カード(プレミアム加入): 獲得10,000(還元10,000)マイル(=価値20,000円)- 会費7,150円 = 実質プラス 12,850円
  • CLUB-Aカード(プレミアム加入): 獲得10,000(還元10,000)マイル(=価値20,000円)- 会費15,950円 = 実質プラス 4,050円
  • CLUB-Aゴールドカード: 獲得10,000(還元10,000)マイル(=価値20,000円)- 会費17,600円 = 実質プラス 2,400円

飛行機に乗らず決済だけでマイルを貯める場合、搭乗ボーナスの差(1,000マイルと2,000マイルの差)がなくなるため、年会費の安い普通カードの優位性がさらに際立ちます。年間100万円の決済規模であれば、上位カードを無理に選ぶ必要はありません。

年間決済額が「300万円」の場合

年間300万円の場合も、還元率を最大化するために普通カードとCLUB-Aカードは「ショッピングマイル・プレミアム加入(還元率1.0%)」の状態で計算します。

年間300万円を決済する場合の、各カードの実質的な損益を計算してみましょう。還元率はすべてのカードで1.0%となるため、決済だけで「30,000マイル」が貯まる計算になります。

  • パターン1:年1回以上フライトがある場合(毎年初回搭乗ボーナスあり)
  • 普通カード(プレミアム加入): 獲得31,000(還元30,000+搭乗1,000)マイル(=価値62,000円)- 会費7,150円 = 実質プラス 54,850円
  • CLUB-Aカード(プレミアム加入): 獲得32,000(還元30,000+搭乗2,000)マイル(=価値64,000円)- 会費15,950円 = 実質プラス 48,050円
  • CLUB-Aゴールドカード: 獲得32,000(還元30,000+搭乗2,000)マイル(=価値64,000円)- 会費17,600円 = 実質プラス 46,400円

ANAカードの場合は決済額が増えるとゴールドカードが逆転しましたが、JALカードはプレミアムにさえ加入すれば「どのカードもショッピング還元率は1.0%で頭打ち」になります。そのため、純粋な決済による損益だけで比較すると、年会費が最も安い「普通カード」のコストパフォーマンスを上位カードが上回ることはありません。

  • パターン2:フライト利用がない場合(搭乗ボーナスなし、決済のみ)
  • 普通カード(プレミアム加入): 獲得30,000(還元30,000)マイル(=価値60,000円)- 会費7,150円 = 実質プラス 52,850円
  • CLUB-Aカード(プレミアム加入): 獲得30,000(還元30,000)マイル(=価値60,000円)- 会費15,950円 = 実質プラス 44,050円
  • CLUB-Aゴールドカード: 獲得30,000(還元30,000)マイル(=価値60,000円)- 会費17,600円 = 実質プラス 42,400円

フライトがない完全な「陸マイラー」の場合、上位カードの恩恵である搭乗ボーナスが一切ないため、年会費の差額がそのまま損益の差に直結します。年間300万円を決済しても、普通カードがCLUB-Aゴールドカードより10,000円以上お得という結果になります。

普通カード+ショッピングマイル・プレミアムが圧勝

シミュレーションの通り、ショッピング決済と毎年初回搭乗ボーナスだけでは、普通カードの圧倒的なコスパには勝てません。

JAL上位カード(CLUB-A、ゴールド)で元を取るための本当の条件とは

CLUB-A以上のカードが真価を発揮し、普通カードをお得度で逆転するのは「フライトごとの搭乗ボーナスマイル(区間マイルの+25%)」が大きく効いてくる出張族や、頻繁に飛行機で旅行をする方だけです。 つまり、JALカードは、「決済額」ではなく「搭乗回数・飛行距離」でランクを決めるのが鉄則と言えます。

結論:初心者はJAL普通カード+ショッピングマイル・プレミアムを軸に考える

初心者がJALカードを選ぶなら、まずはJAL普通カードショッピングマイル・プレミアムを基準に考えるのが現実的です。

年会費(カード年会費2,200円+ショッピングマイル・プレミアム会費4,950円=合計7,150円)が最も安く、かつ上位クラスのカードと同じ1.0%のマイル還元率を実現できるからです。

筆者が持っているJALカード
筆者が持っているJALカード

必要に応じて追加するクレジットカード

JAL普通カード+ショッピングマイル・プレミアムを基本にし、必要に応じて交換ルートや旅行保険を補うカードを追加する、という順番で考えるのが安全です。

ポイントサイトを最大限活用するために追加するクレジットカード

貯めたポイントをJALマイルへ交換するルートやキャンペーン活用については、「JALマイル交換ルート・キャンペーン詳細編」で詳しく解説しています。

「JALマイル交換ルート・キャンペーン詳細編」はこちら

モッピーのドリームキャンペーンを活用して、JALのマイルに交換する際には、クレジットカードは不要

ポイントサイト「モッピー」ドリームキャンペーンを活用して、直接JALのマイルに交換する方法が、実質80%という最も高い交換レートになっています。モッピーのポイントをJALのマイルに直接交換するので、交換のためのクレジットカードは必要ありません。

以下のバナーからモッピーに新規入会すると、条件達成で2,000ポイント(2,000円相当)がもらえる入会キャンペーンを実施中です。

入会に必要なのはメールアドレスだけです。名前や住所などの個人情報は不要で、気軽にスタートできます。もちろん入会金や利用料はかかりません。

実は筆者も、陸マイラー活動を始めたときに、他の陸マイラーさんの紹介経由でモッピーに入会し、きちんと2,000ポイントを受け取りました。そのポイントを原資に、着実にマイルを貯められています。こうした特典は新規入会時にしか受け取れない、貴重なチャンスです。この機会を逃さずポイントを獲得してください。

なお、当サイトのバナー経由で入会していただいても、入会者の情報がこちらに届くことは一切ありませんので、ご安心ください。

稼いだポイントをマイルへ!陸マイラー御用達モッピー

楽天ポイントをJALマイルに交換するためのクレジットカードは不要

次に、交換レートが高いのが楽天ポイントです。交換レートは62.5%です。

楽天ポイントもJALのマイルに交換するためのクレジットカードは必要ありません。

PontaポイントをJALマイルに交換するためのクレジットカードも不要

PontaポイントをJALマイルに交換するために必要となるクレジットカードはありません。交換のためには、JALマイレージバンク(JMB)会員番号Ponta会員IDとを連携させるJMB×Ponta会員登録が必要となります。「JMBローソンPontaカードVisa」をお持ちの方は、自動的に登録されています。

モッピーなどのポイントサイトからは、ドットマネーなどの交換サイト経由でPontaポイントに交換することになります。たとえば、モッピーで交換できなかったポイントをJALのマイルに交換するためには、モッピー → ドットマネー → Pontaポイント → JALマイルの流れとなります。

永久不滅ポイントをJALマイルに交換するためにはクレジットカードが必要

永久不滅ポイントは、株式会社クレディセゾンが発行するセゾンカードなどで貯まるポイントです。永久不滅ポイントは、1ポイントが5円相当の価値を持ちます。

JALマイル交換ルートで永久不滅ポイントを活用する場合、ポイントサイトで貯めたポイントをそのまま永久不滅ポイントへ直接交換するのではなく、JRキューポを経由して永久不滅ポイントへつなげるルートを考えることになります。このとき重要になるのが、JQ CARD セゾンです。

永久不滅ポイントからJALマイルへの交換については、「JALマイル交換ルート・キャンペーン詳細編」で詳しく説明しています。

「JALマイル交換ルート・キャンペーン詳細編」はこちら

JQ CARD セゾンは、株式会社クレディセゾンが九州旅客鉄道株式会社(JR九州)と提携して発行しているクレジットカードです。通常利用で貯まるポイントはJRキューポですが、このカードを持っていると、JRキューポと永久不滅ポイントを相互に交換できます。

たとえば、ポイントサイトで貯めたポイントを、モッピー → ドットマネー → Vポイント → JRキューポ → 永久不滅ポイント → JALマイルという流れで活用する場合、VポイントからJRキューポへつなぎ、さらにJRキューポから永久不滅ポイントへ交換する部分で、JQ CARD セゾンが重要な役割を果たします。

つまり、JQ CARD セゾンは、JALマイルを直接貯めるためのメインカードではありません。ポイントサイトで作った原資を、永久不滅ポイント経由でJALマイルへつなげるための「中継カード」として位置づけるとわかりやすいでしょう。

JQ CARD セゾンの主な特徴は、以下のとおりです。

  • 発行会社:株式会社クレディセゾン
  • 国際ブランド:VISA、Mastercard、JCB、アメックス
  • 年会費:初年度無料。年1回以上のショッピング利用で翌年度も無料。利用がない場合は1,375円(税込)
  • ポイント還元率:0.5%(200円(税込)につき1 JRキューポ)
  • 提携先:九州旅客鉄道株式会社(JR九州)
  • 貯まるポイント:JRキューポ(1,000JRキューポ → 永久不滅200ポイントに等価交換可能)
JQ CARD セゾン(クレディセゾン)
JQ CARD セゾン(クレディセゾン)

マイルを交換して旅するときに必要となる旅行保険が自動付帯のクレジットカード

JALのマイルを貯める陸マイラーは、貯めたマイルを特典航空券に交換したり、マイルをe JALポイントに交換してJALダイナミックパッケージを利用したりして、旅行することを目指しています。特典航空券での旅行や、JALダイナミックパッケージでの旅行には、基本的に旅行保険が付帯されていません旅行の都度保険に加入するのが良いと思いますが、旅行保険が自動付帯されているクレジットカードを保有しておくことも検討しておく価値があると思います。

クレジットカードで旅行保険を賄う場合には、旅行保険が「利用付帯」「自動付帯」かを確認しておくことが重要です。特に最近は、これまで「自動付帯」であったクレジットカードが「利用付帯」に変更となる事例が増えています。

「利用付帯」であれば、そのクレジットカードを使って航空券等を購入した場合にのみ保険が適用されます。細かな条件があるので、クレジットカードの旅行保険に関する規約をきちんと読んでおきましょう。

「自動付帯」であれば、クレジットカードを持っているだけで保険が適用されます。ただし、一般に加入する旅行保険よりも補償額が低く設定されているものもありますので、補償範囲と補償額を確認しておきましょう。

カード付帯保険が使えるかどうかは、自動付帯・利用付帯の条件、補償範囲、補償額を必ず確認してください。

旅行保険が自動付帯されているクレジットカードでおすすめは、株式会社NTTドコモが発行している「dカードGOLD」です。

発行会社は株式会社NTTドコモです。年会費は11,000円です。貯まるポイントはdポイントで、還元率は1.0%(100円の利用で1dポイント付与)です。dポイントを他社のポイントに交換することができるのは、JALのマイルかスターバックスカードしかありません。JALのマイルへの交換レートは50%です。ときどき割り増しキャンペーンが実施されています。

ドコモユーザであれば、ドコモのケータイの利用金額1,000円(税抜)につき100dポイントもらえる(還元率10%)ので、毎月ケータイ料金が6,000円であれば毎月600dポイント、年間7,200dポイント還元されるので、実質負担はかなり減ります。

国際ブランドは、VISAとMastercardがあります。付帯サービスとして、特筆すべきは海外旅行保険が自動付帯されていることです。しかも、家族も補償の対象者となります。幹事引受保険会社は、東京海上日動火災保険株式会社です。国内旅行については、航空券などをdカードGOLDで支払った場合に適用される利用付帯です。

  • 自動付帯(カードを持っているだけ):最高5,000万円 旅行代金をdカードGOLDで支払わなくても、傷害死亡・後遺障害で最高5,000万円まで補償されます。
  • 利用付帯(カードで旅行代金を支払う):さらに最高5,000万円を上乗せ ツアー料金や航空券などを支払うと、補償額が最高1億円にアップします。
dカードGOLD(株式会社NTTドコモ)
dカードGOLD(株式会社NTTドコモ)

初心者JAL陸マイラーが最低限揃えるべきカードは「JAL普通カード」

JAL普通カード+ショッピングマイル・プレミアムで、JAL陸マイラーを始められる

マイルを貯める基本型は、飛行機に乗って貯める、クレジットカードで貯める、ポイントサイトで貯める、の3つです。また、JALのマイルを使うときに持っておいた方がいいクレジットカードも検討が必要です。

JALのマイルを貯める初心者陸マイラーとしては、最低限揃えておくべきクレジットカードは、「JAL普通カード」です。ショッピングマイル・プレミアムに加入しましょう。発行会社や国際ブランドはお好きなものを選べばいいです。先に述べたように、JALカードは、普通カード+ショッピングマイル・プレミアム加入がベストです。

飛行機に乗って貯める、においては、毎年初回搭乗ボーナス1,000マイルがもらえ、搭乗毎のボーナスとしてフライトマイルの10%が加算されます。

クレジットカードで貯める、においては、ショッピングマイル・プレミアムに入会の場合還元率が1.0%(100円=1マイル)となります。

ポイントサイトで貯める、においては、クレジットカードを利用しなくても貯められますので、JAL普通カード+ショッピングマイル・プレミアムで、JAL陸マイラーを始められます。

JALのマイルを貯める初心者陸マイラーとして最低限揃えておくべきクレジットカード一式

JALのマイルを貯める初心者陸マイラーとして最低限揃えておくべきクレジットカード一式

旅行保険を充実させるには「dカードGOLD(株式会社NTTドコモ」を追加しよう

「JAL普通カード」の場合は、海外・国内ともに傷害死亡でも傷害後遺障害でも補償額は最高1,000万円です。

高額な海外旅行保険が自動付帯されている、株式会社NTTドコモが発行している「dカードGOLD」を加えるという考え方もあると思います。dカードGOLDの国内旅行保険は利用付帯です。不安な場合は、別途旅行保険に加入されることをおすすめします。

dカードGOLDの利用で貯まるdポイントはJALマイルに交換できますが、dカードGOLDは、JALマイルを貯めるメインカードというより、旅行保険や補助用途のサブカードとして考えるのが自然です。

JALのマイルを貯める初心者陸マイラーとして揃えておくべき海外旅行保険を充実させたカード一式
JALのマイルを貯める初心者陸マイラーとして揃えておくべき海外旅行保険を充実させたカード一式

JALカードのお得な作り方:モッピー経由がおすすめ

JALのマイルを効率よく貯めるなら、まずはJALカードの作り方を工夫することが大切です。とくに初心者の陸マイラーにとっては、どこから申し込むかによって、もらえるポイントやマイル数が大きく変わるため、見逃せないポイントです。

ポイントサイトを経由すれば、公式キャンペーン+αの特典がもらえる!

JALカードは、公式サイトでも入会キャンペーンを行っていますが、公式サイトから直接申し込む前に、ポイントサイト経由の案件が出ていないか確認しておくとよいでしょう。

その理由は、ポイントサイトを経由して申し込むことで、公式キャンペーンに加えて、ポイントサイト独自のポイントも獲得でき、ポイントの二重取りが可能です。

たとえば筆者は、ポイントサイト「モッピー」を経由してJALカードを申し込み、10,000ポイント(1ポイント=1円相当)を獲得しました(※「広告に済の表示あり」)。獲得できるポイント数は時期によって変動するため、申し込み前にモッピーをチェックするのがおすすめです。

モッピーのJALカードの広告
モッピーのJALカードの広告

モッピーで得たポイントは「ドリームキャンペーン」でJALマイルに交換!

貯めたモッピーポイントはそのまま現金化することも可能ですが、JALドリームキャンペーンの条件を満たせる場合は、モッピーポイントをJALマイルへ交換する有力な選択肢になります。これにより、通常よりも高レート(最大80%)でJALマイルに交換できます。ただし、キャンペーン条件や対象広告は時期によって変わるため、登録・利用前に最新条件を確認しておきましょう。

以下のバナーからモッピーに新規入会すると、条件達成で2,000ポイント(2,000円相当)がもらえる入会キャンペーンを実施中です。

入会に必要なのはメールアドレスだけです。名前や住所などの個人情報は不要で、気軽にスタートできます。もちろん入会金や利用料はかかりません。

実は筆者も、陸マイラー活動を始めたときに、他の陸マイラーさんの紹介経由でモッピーに入会し、きちんと2,000ポイントを受け取りました。そのポイントを原資に、着実にマイルを貯められています。こうした特典は新規入会時にしか受け取れない、貴重なチャンスです。この機会を逃さずポイントを獲得してください。

なお、当サイトのバナー経由で入会していただいても、入会者の情報がこちらに届くことは一切ありませんので、ご安心ください。

稼いだポイントをマイルへ!陸マイラー御用達モッピー

JALカードの公式キャンペーン

ポイントサイト経由で申し込んだ後、忘れずにJALカードの公式キャンペーンも確認しましょう。ポイントサイトのポイントに加えて、JALカード独自の入会キャンペーンの特典も受け取ることができます。

キャンペーンには、入会後一定期間内に一定金額を利用することでマイルが付与されるなどの条件がある場合が多いので、ご自身が条件をクリアできるかどうかをしっかり確認してから申し込むようにしましょう。

高還元率と付帯サービスを重視する人の選択肢:セゾンプラチナ・アメックス

初心者がまず始めるなら、JAL普通カード+ショッピングマイル・プレミアムが基本です。

年間決済額が多い人や、旅行保険・ホテル優待などの付帯サービスを重視する人には、セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード(セゾンカード)という、さらに高還元率を狙える非常に魅力的な選択肢があります。年会費はJALカードよりも高くなりますが、それに見合うだけの価値があると言えるでしょう。

セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード(以下、セゾンプラチナ・アメックス)は、国内旅行保険は自動付帯ですが海外旅行保険は利用付帯ですので、海外旅行保険が自動付帯で、傷害死亡・後遺障害で最高5,000万円まで補償される、株式会社NTTドコモ発行の「dカードGOLD」を追加しておいたほうが安心です。

セゾンプラチナ・アメリカン・エクスプレスカード
セゾンプラチナ・アメリカン・エクスプレスカード

セゾンプラチナ・アメックスの基本情報

ここでは、JALカードよりも高い還元率を実現できるセゾンプラチナ・アメックスを徹底解説します。

  • 発行会社: 株式会社クレディセゾン
  • 国際ブランド: アメリカン・エキスプレス
  • 年会費: 33,000円(税込)
  • 貯まるポイント: 永久不滅ポイント
  • SAISON MILE CLUB年会費: 5,500円(税込)
セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード
セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード

セゾンプラチナ・アメックスのマイル還元率:実質1.125%

セゾンプラチナ・アメックスの最大の特徴は、SAISON MILE CLUBに加入することで実現する高還元率です。

  • SAISON MILE CLUB加入で直接JALマイルが貯まる: 1,000円の利用ごとに10マイルが直接JALマイルとして貯まります(還元率1.0%)
  • 永久不滅ポイントも貯まる: 加えて、2,000円ごとに1ポイントの永久不滅ポイントも貯まります。永久不滅ポイントは1ポイントが5円相当で、有効期限がないため、じっくりとマイルを貯めたい陸マイラーにとって非常に相性が良いポイントです。
  • 永久不滅ポイントはJALマイルに交換可能: 永久不滅ポイントは200ポイント(1,000円相当)で500マイルに交換できます(交換レート50%)。つまり、永久不滅ポイント1ポイントあたり2.5マイルに交換できます。

SAISON MILE CLUBに加入すると、JALマイルが直接貯まり、永久不滅ポイントも別に貯まります。セゾンプラチナ・アメックスを2,000円利用した場合、JALマイル20マイルと永久不滅ポイント1ポイント(2.5マイル相当)が得られるため、実質的なマイル還元率は1.125%((20+2.5)マイル/2,000円)となります。これは、JALカードの最高還元率(1.0%)を上回る高水準です。

さらに、時々開催される永久不滅ポイントからJALマイルへの交換レートアップキャンペーンを利用すれば、還元率をさらに高めることが可能です。交換レートアップキャンペーンについては、「JALマイル交換ルート・キャンペーン詳細編」で詳しく説明しています。

「JALマイル交換ルート・キャンペーン詳細編」はこちら

セゾンプラチナ・アメックスの損益分岐点

セゾンプラチナ・アメックスにはJALカードのような無条件の継続マイルがないため、フライトの利用の有無に限らず、年会費33,000円とセゾンマイルクラブ年会費5,500円の合計コスト「38,500円」をすべて日々のショッピング決済で回収する必要があります。38,500円分の価値を持つマイルは19,250マイル(1マイル=2円換算)です。19,250マイルを還元率1.125%で貯めるために必要な決済額は、年間約1,711,111円となります。

セゾンプラチナ・アメックスの還元率「1.125%」は魅力的ですが、維持費の高さ(38,500円)を含めて判断する必要があります。維持費17,600円の「CLUB-Aゴールド(還元率1.0%)」と、純粋なマイルの損益だけで比較した場合、わずか0.125%の還元率の差で年会費の差額(20,900円)を埋めなければなりません。 計算上、マイルの価値だけでセゾンプラチナがCLUB-Aゴールドを逆転するには、年間約836万円以上の決済が必要になります。

セゾンプラチナ・アメックスは「マイルのコスパ」で選ぶカードではありません。マイル還元率だけでなく、ラウンジ、ホテル優待、旅行保険などを実際に使うかどうかで判断しましょう。コンシェルジュデスクや、世界中のラウンジが使えるプライオリティ・パス(通常年会費約7万円相当)といった「プラチナならではの充実した付帯サービス」に2万円以上の価値を見出せる方だけが手にするべき、エグゼクティブ向けの一枚です。

セゾンプラチナ・アメックスの充実した付帯サービス

セゾンプラチナ・アメックスは、プラチナカードならではの充実した付帯サービスも魅力です。

年会費は高いですが、総額72万円相当の特別な無料特典があり、年会費以上の価値があると言えるでしょう。

セゾンプラチナ・アメックスの特典
セゾンプラチナ・アメックスの特典

24時間365日対応のコンシェルジュサービス

旅行の手配やレストランの予約などの様々な要望に専任スタッフが対応してくれます。

セゾンプラチナ・アメリカン・エクスプレスカードのトラベル・サービス,コンシェルジュ・サービス

セゾンプレミアムセレクション by クラブ・コンシェルジュ

通常入会金330,000円(税込)/年会費275,000(税込)する、セゾンプレミアムセレクションby クラブ・コンシェルジュが無料で利用できます。

セゾンプレミアムセレクションby クラブ・コンシェルジュ
セゾンプレミアムセレクションby クラブ・コンシェルジュ

プライオリティ・パスの無料登録

国内外の空港のラウンジが利用できるプライオリティ・パス(通常年会費469米ドル/プレステージ会員)が無料で登録でき、これだけで元が取れてしまいます。プライオリティ・パスは、スマホのアプリに変わりました。

プライオリティ・パスは「ラウンジ」以外にも「レストラン」「仮眠」「シャワー」「マッサージ」など空港滞在を快適にする手段がたくさんあります。移動が多い旅こそ、最大限に活用する価値ありです。

一部の空港では、提携レストランやカフェで 一定金額分の飲食が無料になります。例えば、羽田空港第3ターミナル「All Day Dining Grande Aile」では、ランチビュッフェ(約3,850円相当)が無料で利用できます。

また、空港内のスパ施設(Be Relax SpaやXpresSpaなど)でのウェルネスやリラクゼーションを提供しています。例えば、シンガポール・チャンギ空港「Aerotel」などで仮眠とシャワーが利用できます。ドバイ空港の「Be Relax Spa」では、肩マッサージやリフレッシュサービスが無料で利用できます。

さらには、空港内のゲームルームの利用、免税店での割引、レンタカーの優待料金での予約など、様々なサービスを提供しています。プライオリティ・パスは、単なる空港ラウンジへのアクセスツールとしてだけでなく、多様な特典を通じて旅行体験全体を向上させるための強力なパートナーとなり得ます 。

ただし、利用には以下の注意点があります。

  • 利用には当日の航空券が必須(出発・到着どちらでもOK)
  • 提携内容は空港・国・時期により異なるので、旅行前に公式アプリでチェックがおすすめ
  • パスのメンバーシップの種類や一部施設では「利用回数制限」や「時間制限」がある

セゾンプレミアムレストランby招待日和

食事については、通常年会費30,000円が必要なセゾンプレミアムレストランby招待日和が無料で利用できます。このサービスは2名以上で利用すると1名分のコース料理が無料でいただけるものです。

セゾンプレミアムレストランby招待日和
セゾンプレミアムレストランby招待日和

Tablet Hotels : Tablet Plus無料利用

世界のラグジュアリーホテルを紹介するTablet Hotelsの有料会員サービスTablet Plus(年会費16,000円)を無料で利用できます。

Tablet🄬Hotels: Tablet Plus
Tablet🄬Hotels: Tablet Plus

一休.comプレミアサービスの優待

高級ホテル・レストランの予約サイト一休.comの一休プレミアサービスのステージ特典を体験できます。

一休.comの一休プレミアサービス
一休.comの一休プレミアサービス

星野リゾートの優待

人気の星野リゾートをお得に利用できます。

星野リゾートの優待
星野リゾートの優待

手荷物無料宅配サービス

海外旅行の際の自宅と空港の往復でスーツケース1個を無料で配送してくれる手荷物無料宅配サービスです。2個目以降も割引が得られます。

セゾンプラチナ・アメリカン・エクスプレスカードのスーツケース配送サービス
セゾンプラチナ・アメリカン・エクスプレスカードのスーツケース配送サービス

沖縄に旅行に行く際には、空港からホテルまでの手荷物配送サービスで割引が受けられます。

セゾンプラチナ・アメリカン・エクスプレスカードの空港からホテルまでの手荷物配送サービス
セゾンプラチナ・アメリカン・エクスプレスカードの空港からホテルまでの手荷物配送サービス

旅行保険も充実

海外旅行傷害保険が最高1億円、国内旅行傷害保険が最高5,000万円と充実しています。本会員・家族カード(ファミリーカード)会員はもちろん家族も補償されます。

国内旅行傷害保険は自動付帯ですが、海外旅行傷害保険は利用付帯です。

セゾンプラチナ・アメックスの付帯保険
セゾンプラチナ・アメックスの付帯保険

セゾンプラチナ・アメックスをメインとした揃えるべきクレジットカード一式

セゾンプラチナ・アメックスをメインとした場合でも、揃えるクレジットカード一式は、JALカードをメインとした場合と同じです。

JALマイルを貯める3つの基本型のうち、ポイントサイトで貯める、においては、クレジットカードを利用しなくても貯められますので、「セゾンプラチナ・アメックス」だけで陸マイラー活動を始めることができます。

JALのマイルを貯める陸マイラーとして、決済額が多く充実した付帯サービスが得られるクレジットカード一式

セゾンプラチナ・アメックスをお得に手に入れる方法:紹介入会キャンペーンを活用しよう

セゾンプラチナ・アメックスは紹介入会がお得に

セゾンプラチナ・アメックスは、ポイントサイトで稀に取り扱いがあることがあります。しかしながら、ほとんど見かけることはありませんので、見つけたときは付与されるポイント数によってはかなりお得になる可能性があります。

そのため、通常、最もお得な入会方法は、既存のカード会員からの紹介を受けることです。

紹介入会キャンペーンの内容:Amazonギフト券12,000円分プレゼント!

紹介入会キャンペーンとして、所定条件達成でAmazonギフト券が進呈される内容が案内されています。

このキャンペーンを利用すると、入会翌々月末までに合計20万円以上カードを利用することで、Amazonギフト券12,000円分がプレゼントされます。2ヶ月間で20万円の利用は、日々の生活費や公共料金の支払いを集約すれば、比較的達成しやすい金額ではないでしょうか。

当サイトからの紹介でさらにお得に!

筆者もセゾンプラチナ・アメックスの愛用者です。当サイトからお申し込みいただくことで、上記紹介入会キャンペーンの特典を受け取ることができます。

筆者が持っているセゾンプラチナ・アメリカン・エクスプレスカード
筆者が持っているセゾンプラチナ・アメリカン・エクスプレスカード
重要な注意点

紹介による申し込み専用のURLをブログ等に直接掲載することは、セゾンカードの規約で禁止されています。そのため、以下の手順で紹介URLをお受け取りください。できる限り迅速に紹介URLを送信するように努めます。筆者側には、お申し込み者の個人情報は一切伝わりませんのでご安心ください。

  1. 紹介依頼フォームにメールアドレスを入力: 以下のボタンをクリックし、メールアドレスを入力して送信してください。
  2. 紹介URLをメールで送信: 入力いただいたメールアドレス宛に、紹介者経由の申し込みURLを送信いたします。

紹介特典でお得に! セゾンプラチナ・アメックスを申し込む

クレジットカード選択と利用における重要な注意点

陸マイラーとしてJALマイルを貯めるために、クレジットカードの活用は非常に有効な手段です。しかし、クレジットカードは使い方を間違えると家計を圧迫する可能性もあります。そこで、クレジットカードを選ぶ際、そして利用する際に注意すべき点をまとめました。

陸マイラーやクレジットカードを紹介するブログやウェブサイトを見ると、様々なクレジットカードが紹介されており、どれも魅力的に見えます。確かに、複数のカードを使いこなせる方にとっては有益な情報ですが、重要なのは、クレジットカードをたくさん持っているからといって、使えるお金が増えるわけではないということです。

クレジットカードの枚数は必要最小限に

多くのクレジットカードを持つと管理が煩雑になり、特典やポイントを有効活用できなくなる可能性があります。まずは、この記事で紹介したような自分にとって本当に必要なカードを厳選し集中的に利用することをおすすめします。

キャンペーン情報に惑わされない

各社が魅力的なキャンペーンを展開していますが、「キャンペーンにつられて不要なカードを作ってしまった」とならないように、本当に自分に必要なカードかどうかをよく考えてから申し込むようにしましょう。

ポイント獲得のために無理な利用はしない

「ポイントを貯めたいから」といって、必要のないものまで購入したり、無計画に高額な買い物をしたりするのは本末転倒です。あくまでも、日常生活で必要な支払いをクレジットカードに集約することで、無理なくポイントやマイルを貯めるという意識を持ちましょう。

クレジットカードを利用する際は、自身の収入と支出をしっかりと把握することが大切です。使いすぎを防ぎ、無理のない範囲でマイルを貯めるようにしましょう。

次に読む記事

自分に合うJALカードの構成が決まったら、次は「JALマイル生活実践編」へ進みましょう。

JALマイルを継続して貯めるには、カードを選ぶだけでなく、固定費、税金、ふるさと納税、日常の買い物、ネット通販、旅行予約などを、JALマイルにつながる支払い方法へ整えることが大切です。

「JALマイル生活実践編」では、JALカードを軸に、JMB WAON、JAL Pay、JALマイレージパーク、JAL Mallなどを使い分けながら、無理な支出を増やさず、日常生活でのマイルの取りこぼしを減らす方法を整理します。

陸マイラーの始め方「JALマイル生活実践編」

シリーズの現在地を確認する陸マイラーの始め方|全12記事のロードマップ

まとめ

JALカード選びでは、カードグレードだけでなく、自分の決済額や旅行頻度に合っているかを見ることが大切です。

  • 初心者は、まずJAL普通カード+ショッピングマイル・プレミアムを基準に考えましょう。
  • JAL普通カードの保険だけでは不安な場合は、dカードGOLDなどの自動付帯保険を補助カードとして検討しましょう。
  • JALカードは、公式キャンペーンとポイントサイト経由の両方を確認してから申し込むことが大切。
  • 年間決済額が多く、付帯サービスも使いこなせる人は、セゾンプラチナ・アメックスも選択肢に。

次は「JALマイル生活実践編」で、日常生活の支払いをJALマイルにつなげる実践方法を確認しましょう。

最後までご覧いただきありがとうございました。良い旅を!

本記事は、筆者自身の取材・経験・調査に基づいて執筆していますが、文章構成や表現の一部、およびリサーチの補助に生成AI(ChatGPTなど)を活用しています。最終的な内容の正確性と責任は、国家資格を有する筆者が確認・監修したうえで、公開しています。

  • この記事を書いた人
野兎八兵衛のブログ

野兎八兵衛 のうさぎはちべえ

国家資格「総合旅行業務取扱管理者」と「技術経営修士(専門職)」を持つ「旅行」と「経営」の専門家です。

国内は全47都道府県、海外は約30ヶ国を訪問。西国三十三ヵ所観音巡礼結願。東京メトロ全駅スタンプラリーコンプリート。2022年夏、陸マイラー始めました。

専門知識と実体験に基づき、「安全で確実なマイルの貯め方」を初心者目線で体系的に解説するとともに、「感動が深まる旅」のガイドと戦略的な旅行プランの作り方を紹介しています。

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