
陸マイラーでマイルを貯めるにはどのくらお金が必要なの? お金をかけなくても、貯められるんじゃないの?


こんにちは。野兎八兵衛(のさうぎ はちべえ)です。
国家資格を持つ旅行のプロとして、初心者が陥りがちな失敗やリスクを回避し、安全に陸マイラー活動を始めるための『王道』を解説します。
筆者の目標は、誰もが無理なく、本業や生活を大切にしながら、毎年家族で旅行に行けるレベルのマイルを『着実に』貯め続けることです 。一攫千金を狙うのではなく、コツコツと楽しみながら資産を築く。そんな陸マイラー活動を、筆者は推奨します。
この記事の内容
この記事では、陸マイラー活動におけるお金についての考え方を詳しく解説します。この記事を読めば、お金の不安を解消し、自分に合ったペースで陸マイラー活動をスタートできるはずです。
- 陸マイラー活動のコストを知る
- 予算ゼロから始める資金計画
- 年会費を「投資」と考えるマインドセット
旅先でも安全ネット接続。VPNは現代の旅の必需品。今すぐチェック!


この記事でわかること:あなたの予算に最適なマイル獲得プラン
この記事を読めば、あなたに合った「マネープラン」が見つかる
陸マイラー活動は「無料でコツコツ貯める」ことも、「少しお金を使って一気に貯める」ことも可能です。
とはいえ、「どこまでお金を使っていいの?」「費用対効果はあるの?」と不安になる方も多いはず。
この記事では、以下のポイントをわかりやすく解説します。
- 無料・低リスクでマイルを貯める具体的な方法
- お金を使って効率よく貯める戦略と注意点
- 陸マイラーに必要な「お金」のリアルな目安
あなたの予算やライフスタイルに合わせて、どの方法を選べばよいかがわかります。
これから陸マイラーを始める方が、安心して一歩を踏み出せるように、やさしく、具体的にご案内します。
結論:陸マイラーは「0円」からでも始められる!
マイルを貯める3つの方法
マイルを貯める基本型は3つあります。
- 飛行機に乗って貯める: 飛行機に乗ることでマイルが貯まります。
- クレジットカードを利用して貯める: クレジットカードの利用でマイルが貯まります。
- ポイントサイトを活用して貯める: ポイントサイトで貯めたポイントをマイルに交換します。
飛行機に乗って貯める方法とクレジットカードを利用して貯める方法は,マイルを貯めるためだけに追加でお金を支払う必要はありません。
ここでは,ポイントサイトを活用して貯める方法を詳しく解説します。
まずは、ポイントサイトへ入会
ポイントサイトとは、クレジットカードの申し込みやネットショッピング、保険相談、サービス契約などを「そのサイトを経由して」行うことで、独自のポイントがもらえるサイトのこと。そして、貯まったこのポイントをANAやJALなどのマイルに交換できます。
代表的なポイントサイトには、モッピー、ハピタス、ちょびリッチ、ポイントタウンなどがあります。
【レベル1】まずはリスクゼロ!「予算0円」で始める方法
レベル1の戦略
レベル1は、お金ではなく「時間」と「手間」を投資するスタイルです。
「マイルを貯めるには、お金がかかるんじゃないの?」
そう思っている方、ご安心ください。
実は、お金をかけずにマイルを貯める方法はたくさんあります。
むしろ、初心者こそ無料でコツコツ貯めるスタイルからスタートするのがおすすめです。
メリットは、なんといっても金銭的リスクがゼロ。
ゲーム感覚・お小遣い稼ぎ感覚で気軽に始められるので、「まずは試してみたい」という方にぴったりです。
ただし、デメリットとしては、大量のマイルを一気に貯めるには時間がかかることと、ポイントからマイルに交換する手間が必要という点があります。
しかしながら、「年に1~2回、特典航空券で旅行したい」くらいのペースであれば、無料ルートだけでも十分対応可能です。
具体的には、ポイントサイトを活用して、次のようなお金をかけずにマイルを貯める方法があります。
- ポイントサイト経由でのショッピング
- 無料の銀行口座・証券口座の開設
- アンケートへの回答やアプリのダウンロード
- 年会費無料のクレジットカード発行
こうした案件を活用することで、現金を使わずにポイントを貯め、それをANAマイルに交換することが可能です。
「できるだけリスクなく、でも確実にマイルを貯めたい」という方は、ぜひこのまま読み進めてみてください。
今日からすぐに始められる“ノーコスト陸マイラー生活”の第一歩をお届けします!
ポイントサイト経由でのショッピング
楽天市場,Yahoo!ショッピング,au PAY マーケット,百貨店のオンラインストアなど,普段利用しているオンラインサービスをポイントサイト経由で利用するだけで,ポイントサイトのポイントが貯まります。このポイントをマイルに交換することで,追加費用なしにマイルを獲得できます。
年会費無料のクレジットカードの発行
楽天カードは,ポイントサイトを利用して作成すると高ポイントを獲得できるためおすすめです。楽天カードは年会費永年無料のクレジットカードですが,利用することで貯まる楽天ポイントはANAとJALのマイルに交換可能です。一枚持っておいて損はないと思います。
ただし,年会費無料のクレジットカードでも,利用回数や金額の条件がある場合があるので注意が必要です。複数のカードを持つと管理が煩雑になるため,厳選することをおすすめします。
無料セミナーへの参加
興味のあるセミナーに参加してみるのも良いでしょう。ただし,勧誘などには注意が必要です。
動画配信サービスの利用
動画配信サービスの無料お試し期間利用や資料請求なども,ポイント数はそれほど多くはありませんが無料でポイントを獲得できます。アンケートや口コミ投稿は,手間に対して得られるポイントが少ないため,効率的とは言えません。
このように,1円の追加費用もなしに、かなりのポイントを貯めることは可能です。
【レベル2】月々数千円の投資で効率化する「自己投資」プラン
レベル2の戦略
「無料だけじゃ、なかなかマイルが貯まらないな…」
そんなふうに感じてきた方におすすめなのが、少額の自己負担で効率よくポイントを獲得する戦略です。
完全無料よりも獲得できるポイントが多く、比較的短期間でまとまったマイルにつなげやすいのがこの方法の魅力。
しかも、大きなお金をかけるわけではないので、低リスクでチャレンジできるのも初心者にとって安心なポイントです。
例えばこんな方法があります。
- 年会費有料のクレジットカード発行
- 有料会員サービス(数百円~1,000円程度)の無料期間中に解約する条件付き登録
- 雑誌・サブスクなどの初回購入
これらは、数百円〜数千円の支出で、1万ポイント以上獲得できる案件もあるため、費用対効果は非常に高いです。
もちろん、すべての案件に手を出す必要はありません。自分の使える金額や目的に応じて、コスパのよい案件を厳選するのがコツです。
「できる範囲で、でも効率よくマイルを貯めたい」
そんな方にピッタリの低リスクなマイル獲得術、ぜひ試してみてください。
年会費有料のゴールドカードを持つという選択肢
「年会費=無駄」と思っていませんか?
実は、年会費がかかるゴールドカードやプレミアムカードこそ、陸マイラーにとっては費用対効果が高い選択肢になることがあります。
たとえば、年会費1万円程度のクレジットカードであっても――
- 通常よりも高いマイル還元率(1.0%以上など)
- マイル移行手数料が無料 or 高還元率維持が可能
- 空港ラウンジの無料利用、海外旅行保険の充実
- 入会・利用特典として大量ポイント獲得のチャンス
などの特典がついており、年会費以上の価値を得られることも十分にあります。
これらのカードをポイントサイト経由で発行すれば、さらに数千~数万ポイントを追加で獲得できるため、初年度の費用は実質的に相殺されるケースも多いです。
年会費は「出費」ではなく「投資」。
マイルを効率よく貯めたいなら、お金の使いどころを見極めて、価値ある支出を選ぶことが成功への近道です。
有料会員サービスの“無料期間”を活用してポイント獲得!
「お金はかけたくないけど、もっと効率よくポイントを稼ぎたい」
そんな方におすすめなのが、無料期間付きの有料会員サービスへの条件付き登録です。
たとえば、動画配信サービス(U-NEXT・Hulu・dアニメなど)や電子書籍サイト、音楽配信サービスなどでは、
- 初回登録で○日間無料
- 無料期間中に解約すれば料金は一切不要
- 登録完了後、ポイントサイトで1,000〜2,000円相当のポイント獲得
といった案件が多くあります。
メリット:
- 実質無料で数百〜数千円相当のポイントを得られる
- 登録・解約の操作はスマホでも簡単
- 無料期間中にサービスを試せる
デメリット:
- 解約忘れによる自動課金に注意が必要
- 登録条件(クレジットカード払いなど)を確認する必要がある
活用のコツ:
- 登録日をカレンダーやリマインダーにメモしておく
- 利用条件(本人確認・初回登録限定など)を事前にチェック
- 必要であれば、登録前にサブのメールアドレスやクレジットカードを準備しておく
この方法は無料でできる中でも高効率な案件のひとつです。
ポイントサイト初心者にも人気の王道テクニックとして、ぜひ試してみてください。
雑誌・サブスクの“初回購入”案件を活用してマイルをゲット!
雑誌の定期購読やサブスク型サービスの初回購入・初月利用も、ポイントサイトでよく見かける高還元案件のひとつです。
たとえば――
- 雑誌の定期購読(月500円〜1,000円程度)で1,000〜1,500円相当のポイント
- 食材宅配や日用品のサブスクで、初回購入分だけで1,000〜3,000円相当のポイント
- 電子書籍サービス(月額プラン)の初月登録+利用でポイント獲得
といった内容で、「実質無料」または「少額の出費で大きなリターンがある」案件が多く存在します。
メリット:
- 少額の支出で高額ポイントを得られる
- 実際のサービスや商品を体験できる
- 解約すれば継続費用の心配も不要
デメリット:
- 初回限定なので繰り返しは不可
- サービスによっては自動継続に注意が必要
- 一定額以上の購入が条件の場合もある
活用のコツ:
- 「初回限定」「定期購入の初月のみ」「1回限り」など条件を事前確認
- 商品に興味がなくても、ポイント目的で購入 → 初月で解約するのもOK
- 解約の締切日や手続き方法をメモしておく
【レベル3】高額案件に挑戦する際の注意点。筆者の体験談から学ぶリスク管理
お金があれば高ポイント広告を活用できる!効率的なマイル獲得戦略
ポイントサイトには、一気に大量ポイントを獲得できる高額案件が多数掲載されています。ある程度の出費や手間をかけてもOKという方なら、こうした案件を活用することで、効率的にマイルを貯める近道になります。
たとえば、ポイントサイトの代表格「モッピー」では、次のような高ポイント獲得が可能な広告案件が日々掲載されています(ある日の広告を例として図示します)。
- 年会費有料クレジットカードの発行
- 証券口座の開設+取引完了
- FX口座の開設+一定取引
- 不動産投資セミナーへの参加
これらの案件では、1件で1万ポイント(1万円相当)以上が獲得できることも珍しくありません。「1回の申込みで数千~数万マイル相当のポイントが貯まる」と考えると、非常に魅力的ですよね。
また、こうした広告は常に内容が更新されるため、定期的にチェックしておくことが大切です。高ポイント案件をうまく活用すれば、初心者でも短期間で大量のポイントを貯めることができます。



FX口座開設+取引で高ポイントを獲得した筆者の事例
筆者はモッピーで「auカブコムFX」の広告を利用し,23,000ポイント(23,000円相当)を獲得しました。具体的な流れは以下の通りです。
- モッピー経由でauカブコムFXの口座を開設。
- 60,000円を入金。
- 指定された取引量(50万通貨)を取引。ユーロ/円の取引を行いました。
- 取引の結果、2,670円の損失が発生。
- 約1ヶ月半後、23,000ポイントを獲得。
順に詳しく説明します。
モッピーにログインして,高ポイント広告を探していたら,「auカブコムFX 通常ポイント20,000ポイント,ボーナスポイント3,000ポイント」という広告がありました。条件は,「新規証券口座申込後,FX口座開設を行い,新規取引数量50万通貨以上取引完了」となっています。

FXは怖いといったイメージを持たれている人もいるかもしれませんので,FXについて簡単に説明します。
FXは「Foreign Exchange」の略で日本語では「外国為替証拠金取引」といいます。要は両替です。例えば,為替レートが1ドル130円のときに,13,000円を100ドルに両替します。それを為替レートが1ドル140円のときに,日本円に両替すると14,000円となり,1,000円儲かります(14,000円-13,000円)。もちろん,逆に為替レートが1ドル120円になったときに両替すれば,1,000円損することになります(12,000円-13,000円)。なお,両替手数料は考慮していません。
外国為替証拠金取引には,単純な両替とは異なる特徴があります。レバレッジです。レバレッジは英語のLEVERAGEで梃子(テコ)のことです。例えば,為替レートが1ドル130円のときに13,000円では100ドルにしか両替できませんが,このレバレッジを使うと最大25倍の2,500ドルまで両替できます。この後,為替レートが1ドル140円になると,1ドル当たり10円の為替差益が得られるので,2,500ドル×10円=25,000円儲かります。前述した例と比較すると,得られる利益が25倍になっていることが分かると思います(25,000円/1,000円=25倍)。これがレバレッジです。当然,為替レートが1ドル120円になったときには,25,000円損することになります。元々の13,000円を大きく超えて損をすることになってしまいます。もちろん,そうなる前に強制的に両替されてしまう安全装置はあります。また,両替手数料にあたるスプレッドが設定されています。
本記事は,マイルを貯めることを目的としているので,FXで儲けたり損したりすることは気にせず,ひたすら指定された取引を行って,条件をクリアすることに集中します。条件を詳しく確認してみましょう。

この広告のポイント獲得条件を確認しましょう。初めての申込については条件を満たしています。新規建て取引と決済取引という言葉が出てきます。ある通貨から別の通貨に両替し,元の通貨に再両替して,初めて差益損が確定しますので,最初の両替を新規建て決済,元の通貨に戻す再両替を決済取引といいます。ざっくり言うと,1往復して1回の取引となります。
条件を読むと米ドル/円とユーロ/米ドルは対象外とあります。両替手数料にあたるスプレッドを確認すると,ユーロ/円が安かったので,円⇒ユーロ⇒円の取引を50万通貨(50万円)分行うことにしました。
口座開設後,60,000円を入金しました。最初は操作に慣れないので,1,000円をユーロに両替し直後に円に戻します。時間を空けてはいけません。これを何回か繰り返します。取引の都度いくら増えたか減ったかが表示されますが,FXで儲けることは目的ではないので,気にせず,ひたすら作業を繰り返します。ある程度慣れてきたら,10,000円でやってみます。ひたすら作業を繰り返します。そして,500,000円分の取引を終えました。残金は57,230円でした。FXだけで考えると2,670円損しました。
ポイント獲得予定時期は「取引完了後90日程度」と記載されていましたが,と1ヶ月半ほど経つと20,000ポイント獲得できました。またその数日後,ボーナスポイントの3,000ポイントを獲得しました(下図参照)。この事例では2,670円の損失で23,000ポイントを獲得できたことになります。
しかしながら,ポイントが承認されるまでの2ヶ月弱はFX口座に57,230円を置きっぱなしにしておかなければなりません。しばらくのあいだ一定額を塩漬けにしておくことができる手元余裕資金があれば,このような高ポイントの広告の利用も可能です。

高ポイントクレジットカードの注意点
F高ポイントのクレジットカードの広告案件では,一定金額の利用が条件となっている場合があります。
入会キャンペーンで「最大xxxxxポイント付与!」といったフレーズには,最大のポイントを得るために諸々の条件が設定されている場合が多いので,条件をよく読んで理解し,自分がその条件を達成できるのか確認することが重要です。特に高額のポイントが付与されるクレジットカードは,短期間に数10万円あるいは数百万円の利用が条件となっている場合があります。「最大xxxxxポイント」を謳っている広告には条件があることに留意しましょう。
まとめ:無理のない資金計画で、次のステップへ
無理のない範囲で始めよう
陸マイラーとしてマイルを貯めるには、自分の予算やライフスタイルに合わせた資金計画を立てることが重要です。
まず心に留めておきたい、無理なく続けるための黄金ルールは──
👉 「マイルのために、不要なモノは買わない」
初心者の方は、リスクゼロの「無料案件」からスタートして、慣れてきたら「年会費有料カード」や有料サービスなど、少額課金で効率を上げる方法にステップアップするのがおすすめです。
追加費用なしでもマイルは貯まりますが、少しお金を使うことでより短期間で多くのマイルを獲得できるようになります。大切なのは、あくまで自分の「無理のない範囲」で楽しむこと。
ポイントサイトの案件は、無料と有料を見比べて選ぶのがコツ。使い続けるうちに、
- どの案件が自分に向いているか
- どのくらいの労力とコストでどの程度のポイントが得られるか
といった感覚がつかめてきます。
陸マイラーの道は人それぞれ
自分に合ったやり方を見つけて、楽しみながら続けていきましょう。
マイルを貯めて旅に出るということは、自分の世界を広げる第一歩でもあります。
異なる文化や価値観に触れることは、旅の大きな醍醐味のひとつ。
書籍などで異文化にふれる体験も、旅をより豊かにしてくれるはずです。
人生も旅も人それぞれです。あなたのマイル活動が、人生をもっと自由に、もっと楽しくするものでありますように。
書籍でも異文化に触れることができます。そして,それは旅を豊かにすることもできるでしょう。
次からはANA/JAL別にSTEPが分かれます。どちらに進みますか?
この記事では,お金を準備することの重要性と,具体的な活用方法について解説しました。基礎知識,心の準備,お金の準備が整ったら,いよいよマイル獲得の旅に出発です!
次は,貯めるべきポイントについて,ANAとJALに分けて解説します。
まとめ
- 陸マイラー活動にかかる費用は、主にクレジットカードの年会費です。
- 年会費は、特典や還元率を考慮すれば、支払う価値のある「投資」だと考えましょう。
- 予算ゼロからでも始められます。まずは無料や実質負担ゼロのクレジットカードや、ポイントサイトの無料案件から始めましょう。
- 大切なのは、無理のない範囲で継続することです。あなたのライフスタイルに合った資金計画を立て、マイル獲得を楽しんでください!
最後までご覧いただきありがとうございました。良い旅を!