
陸マイラーに興味はあるけど、何から始めればいいの?
マイルって本当に貯まるの?
怪しいサイトに引っかからないか心配…


こんにちは。野兎八兵衛(のさうぎ はちべえ)です。
国家資格を持つ旅行のプロとして、初心者が陥りがちな失敗やリスクを回避し、安全に陸マイラー活動を始めるための『王道』を解説します。
筆者の目標は、誰もが無理なく、本業や生活を大切にしながら、毎年家族で旅行に行けるレベルのマイルを『着実に』貯め続けることです 。一攫千金を狙うのではなく、コツコツと楽しみながら資産を築く。そんな陸マイラー活動を、筆者は推奨します。
この記事の内容
この記事では、初心者が安心してマイルを貯め始められるように、まず陸マイラー活動の基礎知識として全体像と基本戦略をわかりやすく解説します。
- 陸マイラーの全体像と7つのSTEPの流れ
- 日本の平均家庭でも「毎年5万マイル」が可能な理由とシミュレーション
- マイルが貯まる3つの源泉(飛行機/クレジットカード/ポイントサイト)の仕組み
- 初心者が失敗しないクレジットカード選びの7つのポイント
- マイル獲得を加速させる「ポイント三重取り」戦略のやり方
- 次に進むべき具体的なSTEP案内
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陸マイラーの全てが分かる、最初に読むべき記事
こんにちは。当サイトを運営している、国家資格「総合旅行業務取扱管理者」を持つ陸マイラーの野兎八兵衛(のうさぎはちべえ)です。
この記事は、あなたのための「陸マイラーの教科書」です。
知識ゼロからでも迷わず陸マイラー活動を始められるよう、全7回の【陸マイラーの始め方 完全ガイド】を用意しました。
巷に溢れる多くの情報の中から、初心者が陥りがちな失敗やリスクを徹底的に排除して誰もが安全に陸マイラー活動を始めるための『王道』だけを解説します。
陸マイラー初心者が「なるほど、こういう流れでやればいいのか!」と理解できるように、体系的にまとめています。
この記事を読めば、マイルが貯まる仕組みが理解でき、「なんだ、これなら自分にもできそう!」と確信してもらえるはずです。
さあ、あなたのマイル旅、ここから一緒にゆっくりと準備を始めましょう!

「毎年安定して5万マイル」の根拠:平均世帯年収で「毎年安定して5万マイル」を達成する具体的シミュレーション
「本当に、普通の家庭でも毎年5万マイルなんて貯まるの?」
多くの方がそう思われるかもしれません。そこで、公的データを基に、平均的な家庭が無理なく毎年5万マイルを達成するための、具体的なシミュレーションを紹介します。
前提:日本の平均的なモデル家庭
このシミュレーションは、以下のモデル世帯に基づいています。
- 世帯年収: 約524万円(厚労省「国民生活基礎調査」2022年度の平均世帯年収)
- 公的支出(税金・社会保険料)負担率:約 20〜24%(総務省・第一生命経済研)
- 年間手取り(可処分所得): 約420万円(月あたり約34万円)、524万円×20%(公的支出負担率)≒104万円を差し引いた額
- カード決済可能額: 年間250万円(月あたり約21万円)
シミュレーション:年間5万マイルの内訳
では、具体的にどのようにマイルが貯まるのか、その内訳を見ていきましょう。
1. 日常生活費の決済(年間25,000マイル) 食費、水道光熱費、通信費、保険料など、これまで現金や口座振替だった支払いを、還元率1.0%のメインカードに集約します。年間250万円の利用で、これだけで25,000マイルが貯まります。
2. ふるさと納税(年間約3,000マイル) 控除上限額(約7万円)を、ポイントサイト経由の「楽天ふるさと納税」などで寄付。カード・サイト・楽天のポイントを三重取りし、効率的にマイル化します。
3. 年間の特別支出(年間約13,000マイル) 旅行や帰省の費用、家電の買い替えなど、年間で発生する大きな支出(50万円と仮定)も、ポイントサイト経由での予約やカード決済を徹底します。
4. キャンペーン等の活用(年間約10,000マイル) 上述の1.2.3.を航空会社の提携店・特約店でのボーナスマイルやキャンペーンなどを意識的に利用するだけで、年間10,000マイル程度の上乗せは十分に可能です。
支出項目 | 支出金額 | 獲得マイル数 | 内容 |
---|---|---|---|
1. 日常生活費の決済 | 250万円 | 25,000マイル | 還元率1.0%のカードに支払いを集約 |
2. ふるさと納税 | 7万円 | 約3,000マイル | ポイントサイト経由+カード決済(合計4%還元と仮定) |
3. 年間の特別支出 | 50万円 | 約13,000マイル | 旅行予約(4%還元)や家電購入(2%還元)などを合算 |
4. キャンペーン等の活用 | - | 約10,000マイル | 特約店でのボーナスやキャンペーンを積極的に活用 |
年間合計 | 51,000マイル |
結論:毎年安定して年間5万マイル貯めることは、現実的な目標
いかがでしたでしょうか。
特別なことは何もしていません。普段の生活におけるお金の支払い方を「仕組み化」するだけで、日本の平均的なご家庭でも、年間5万マイルは安定的に達成可能な目標なのです。
5万マイルあれば、家族で沖縄旅行(往復)も、夫婦でハワイ旅行(片道)も十分に視野に入ります。この記事で、あなたもマイルで旅する未来への、確かな一歩を踏み出しましょう。
STEP1:マイルが貯まる3つの基本を知る(この記事)
それでは、記念すべき最初のステップです。この「基礎知識編」では、陸マイラー活動の全ての土台となる、最も重要な基本を学びます。ここをしっかり押さえることで、今後のステップの理解度が格段に上がり、あなたのマイル活動がよりスムーズになります。
この記事では、特に以下の点について詳しく解説していきます。
- 「陸マイラー」とは何か、活動の全体像を理解する
- マイルが貯まる3つの源泉(飛行機・クレジットカード・ポイントサイト)を知る
- 初心者が失敗しないための、クレジットカード選びの7つの重要ポイントを学ぶ
- マイル獲得を加速させる「ポイント三重取り」の基本戦略を身につける
まずはこれらの基本をマスターして、陸マイラーとしての確かな一歩を踏み出しましょう。
マイルが貯まる3つの源泉とは?
マイルを貯める方法は無数にあるように見えますが、その源泉はたったの3つに集約されます。
- 源泉①:飛行機搭乗(フライトマイル)
- 源泉②:クレジットカード決済
- 源泉③:ポイントサイト活用
この3つを正しく理解し、組み合わせることが、最適なマイル戦略への最短ルートです 。
源泉① 飛行機搭乗 - 飛行機に乗るだけでは、大量のマイルを貯めるのは難しいことを知る
「マイルって、飛行機に乗ったらもらえるポイントのことだよね?」
はい、その認識は間違いありません 。しかし、出張などで頻繁に飛び回る方でなければ、飛行機に乗る「だけ」で大量のマイルを貯めるのは、残念ながら非現実的です 。
【具体例】ハワイ旅行には、東京-福岡を何往復する必要がある?
仮に、ANAのマイルでハワイ往復の特典航空券(ローシーズンのエコノミークラス:35,000マイル)を目指すとしましょう 。
これを、東京-福岡間のフライト(割引運賃で往復約850マイル)だけで貯めようとすると…
35,000マイル ÷ 850マイル = 約42往復
なんと、約42回も往復する必要があるのです。ハイシーズンのビジネスクラス(135,000マイル)を狙うなら約159往復にもなります 。
「飛行機に乗るだけでは目標達成は難しい」 。これが、陸マイラーが存在する理由です。だからこそ、陸マイラーは次の2つの方法を「主戦力」にするのです。
源泉② クレジットカード - 陸マイラーのための、クレジットカードの賢い選び方を知る
飛行機に乗らずにマイルを貯める、最も身近でパワフルな方法がクレジットカードの活用です 。日常のあらゆる支払いを「マイルが貯まる一枚」に集約することが、陸マイラーの基本戦術となります 。
陸マイラーが確認すべき「7つのチェックポイント」
マイルを効率的に貯めるには、以下の7つのポイントを確認することが何よりも重要です 。
- 発行会社
- 年会費
- ポイントサービス(ポイントの種類)
- 還元率
- 国際ブランド
- 提携先
- 付帯サービス
それでは、一つずつ見ていきましょう。
発行会社:ポイントの貯まりやすさを左右する
クレジットカードは、ANAやJALが直接発行しているわけではありません 。実際には、三井住友カードやJCBといったカード会社が、航空会社と提携して発行しています 。同じ発行会社のカードはポイントを合算できる場合も多く、マイル戦略の根幹となる重要な要素です 。
【初心者の結論】 まずはANAカードやJALカードを軸に考え、その発行会社(三井住友カード、JCBなど)の特徴を掴むのが近道です 。
以下に、代表的な発行会社とその特徴を一覧でまとめましたので、カード選びの参考にしてください。
発行会社 | 企業概要 |
---|---|
三井住友カード株式会社 | (株)三井住友フィナンシャルグループの子会社。1980年に日本初のVisaカードとして「住友VISAカード」を発行した。 |
株式会社ジェーシービー | 1961年に(株)日本クレジットビューロー(略称JCB)として設立し、日本初の汎用型クレジットカードの発行を開始し,民間企業として初めて,カード利用代金の口座振替を実現した。 |
三菱UFJニコス株式会社 | (株)三菱UFJフィナンシャル・グループの子会社。NICOSブランドの日本信販(株)、三和銀行系の(株)三和カードサービス、共同クレジットサービス(株)、DCカードブランドの(株)ディーシーカードなどが合併して三菱UFJニコス(株)となった。 |
株式会社クレディセゾン | かつては(株)西武百貨店と資本提携していて西武流通グループ内の信販事業を実施していた。(株)みずほフィナンシャルグループと業務提携していた時期があり、現在でもUCカードの一部の発行業務をクレディセゾンが行っている。 |
イオンフィナンシャルサービス株式会社 | イオングループの総合金融事業会社で、クレジットカード発行以外にも、銀行業(イオン銀行)や保険業(イオン保険サービス)なども行っている。 |
アメリカン・エキスプレス・インターナショナル・インコーポレイテッド | American Express International, Inc.の日本支社。1850年に荷馬車による貨物運輸業として創業し、トラベラーズチェック、クレジットカードなどに事業展開してきた。高級なブランドイメージとステータスを有している。 |
年会費:「コスト」ではなく「投資」と考える
年会費には「無料」「条件付き無料」「有料」の3タイプがあります 。陸マイラーにとって大切なのは、「支払う年会費以上の価値(マイルや特典)があるか?」という視点です。
【プロの視点】 年会費が高くても、マイル還元率が高かったり、空港ラウンジが使えたりと、特典が充実していれば、結果的にお得になるケースが多々あります 。費用対効果をしっかり見極めましょう。
ポイントの種類:貯めたいマイルに交換できるか?
陸マイラーにとって最も重要なのは、貯めたポイントが目的のマイル(ANA or JAL)に交換できるか、そしてどれくらいの交換レートか、という点です 。
【初心者のチェックリスト】
- 自分が貯めたい航空会社のマイルに交換可能か?
- 交換レートは良いか?(例:2ポイント=1マイルなど)
以下に、日本で発行されている主なクレジットカード会社ごとのポイントサービスをまとめた表を掲載しています。各社のポイントの規模感や特徴を把握する参考にしてみてください。
発行会社 | 取扱高(単位:10億円) | ポイントサービス |
---|---|---|
三井住友カード株式会社 | 40,068 | Vポイント |
株式会社JCB | 37,720 | OkiDokiポイント |
三菱UFJニコス株式会社 | 13,110 | VIASOポイントプログラム |
株式会社クレディセゾン | 8,936 | 永久不滅ポイント |
イオンフィナンシャルサービス株式会社 | 5,967 | WAON POINT |
アメリカン・エキスプレス・インターナショナル・インコーポレイテッド | 不明 | MEMBERSHIP rewards |
出典:https://www.a-tm.co.jp/top/creditcard/creditcard-knowledge/industry-creditcard/ ,ほか
還元率:マイルが貯まる速度を決める最重要指標
還元率とは、利用額に対してどれだけポイントが貯まるかを示す割合です 。この数字が、あなたのマイル獲得スピードを直接左右します。
【マイル還元率の目安】
- 0.5%:一般的なカードの基準値
- 1.0%以上:陸マイラーが目指すべき高還元率カードの基準
最終的にマイルに交換する際の「マイル還元率」で判断するのが、賢い陸マイラーの選択です。
国際ブランド:メインはVISAかMastercardでOK
VISA、Mastercard、JCBなど、どの国際ブランドを選ぶかもポイントです 。代表的なブランドには以下のようなものがあります。
- VISA(ビザ)
- Mastercard(マスターカード)
- JCB
- American Express(アメックス)
- Diners Club(ダイナースクラブ)
- 銀聯(UnionPay/ぎんれん)
【初心者の結論】
- 海外でも使うなら:世界中で加盟店が多いVISAかMastercardを1枚持っておくと安心です。
- 国内利用が中心なら:JCBでも全く問題ありません。
まずは難しく考えず、この基準で選びましょう。
提携先:ANAカード、JALカードの正体
陸マイラーの主戦力となるのが、ANAやJALといった航空会社と提携したカードです 。
これらのカードは、通常のポイントに加えて、ボーナスマイルが付与されたり、航空券購入時の還元率がアップしたりと、提携先ならではの強力なメリットがあります 。ANAマイルを貯めたいならANAカード、JALマイルならJALカードを軸に考えるのが王道です 。
付帯サービス:特に「旅行保険」は必ずチェック
クレジットカードには空港ラウンジ利用や各種保険など、様々なサービスが付帯しています 。
【プロからの最重要アドバイス】 陸マイラーとして特に注意すべきは「旅行保険」です。マイルで交換した特典航空券には、基本的に旅行保険が付帯していません 。万が一に備え、保険が「自動付帯」するカードを1枚持っておくと安心です 。
- 自動付帯:カードを持っているだけで保険が適用される 。
- 利用付帯:カードで旅行代金を支払わないと適用されない 。
この違いは非常に大きいので、必ず確認しましょう。
最適なカードを選び、マイル戦略を加速させよう
ここまで7つのポイントを解説しましたが、最も大切なのは「あなたの目標やライフスタイルに合ったカードを、少数精鋭で使いこなすこと」です 。
当ブログでは、これらのポイントを踏まえ、初心者向けに「ANAマイル」「JALマイル」それぞれのおすすめクレジットカードを具体的に解説しています。ぜひ、次のステップとしてお読みください。
源泉③ ポイントサイト - 陸マイラーのための、ポイントサイトの賢い選び方を知る
続いては、多くの陸マイラーが「最も効率的」と口を揃える「ポイントサイト」の活用法をご紹介します。
飛行機に乗らずに大量のマイルを貯める──それを可能にするのが、「ポイントサイトを活用して貯める」です。
ポイントサイトは、陸マイラー活動の中核を担う存在であり、仕組みを正しく理解し使いこなせば、誰でも効率よくマイルを貯めることができます。
ここでは、ポイントサイトの基本的な仕組みから、陸マイラーとして最大限に活用するためのテクニックまで、わかりやすく解説していきます。
ポイントサイトとは、企業の広告を経由して商品やサービスを利用することで、ポイントがもらえるWEBサービスです。たとえば、ポイントサイト経由でクレジットカードを申し込んだり、旅行予約サイトや通販を利用したりすると、利用金額に応じてポイントが付与されます。
この仕組みは、次のような三方よしのビジネスモデルとして成り立っています。
- 企業 … 広告経由で新規顧客が獲得できる
- ポイントサイト運営者 … 広告料を得られる
- ユーザー(あなた) … 利用することでポイントが貯まる
つまり、利用者も企業も運営者も得をする「Win-Win-Win」な仕組みなのです。
ポイントの使い道は?現金化やマイル交換も可能!
貯まったポイントは、以下のように幅広く活用できます。
- 現金化(銀行振込)
- 共通ポイントへの交換(Vポイント・dポイント・楽天ポイント・Pontaポイントなど)
- 電子マネー(PASMO・Suicaなど)にチャージ
- 航空マイル(ANAマイル・JALマイル)への交換
このように、「ポイ活(ポイント活動)」の中心的な存在として、多くのユーザーに活用されています。
なお、ポイントサイトの利用は完全に合法です。
2007年(平成19年)に設立された「日本インターネットポイント協議会」は、2023年(令和5年)に一般社団法人化され、三井住友カードやDMM.com、GMOメディアなど11社が加盟。2023年度には約199億円分のポイントが発行されるなど、巨大な市場を形成しています。
陸マイラーのためのポイントサイト活用術:サイト選びと交換ルートがカギ!
陸マイラーにとって、ポイントサイトの最大の魅力は「マイルへの高レート交換が可能になる」という点にあります。
しかし、ただ広告を使ってポイントを貯めるだけでは不十分。
交換ルートやレート、サイトごとの特性を理解したうえで、最適なサイト選びと使い方をすることが、マイル獲得の効率を左右します。
ポイントサイトによって、
- 取り扱っている広告ジャンル
- 交換可能なポイントの種類
- マイルへの交換ルートとレート
- 交換手続きにかかる日数や手数料
などが異なります。
だからこそ、自分の目的や貯めたいマイル(ANA/JAL)に合ったポイントサイト選びが重要なのです。
最強の基本戦略「ポイント三重取り」をマスターする
「ポイントサイトを活用して貯める」と「クレジットカードを利用して貯める」を組み合わせることで、大量のマイルを貯めることが可能になります。これが陸マイラーの最強の基本戦略です。
例えば、代表的なポイントサイト「モッピー」を経由して楽天市場で商品を購入しクレジットカードで支払うと、モッピーのポイント,楽天市場を利用したことによる楽天ポイント、クレジットカードのポイントの,ポイント三重取りができます。三種類のポイントは全て、ANAやJALのマイルに交換できます。
ポイントの三重取りによって、例えば、ポイントサイトのポイントが3%、ショッピングをしたお店のポイントが1%、クレジットカードのポイントが1%の合計5%のポイントが得られます。このように、効率的にポイントを貯めることで、マイルの獲得スピードを向上させることができます。
やり方はとても簡単です。
【ポイント三重取りの具体的な流れ】
- ポイントサイトにログインする
- サイト内の広告(例:楽天市場)をクリックして、お店のサイトへ移動する
- いつも通り買い物し、クレジットカードで支払う
これだけで、
- ① ポイントサイトのポイント
- ② お店のポイント(楽天ポイントなど)
- ③ クレジットカードのポイント
この3つが同時に貯まります 。
貯めるマイルに合わせて、活用するポイントサイト、ショッピングするお店、利用するクレジットカードを最適に組み合わせることが重要となります。
筆者が、ポイントサイト経由で、楽天のサービスを利用し、楽天カードで支払って,ポイントの三重取りを達成したときの経験を、「ポイントサイトで楽天のサービスを利用してみた。ポイント三重取り。陸マイラーとしての楽天の使い方を検討」という記事で紹介しています。よろしければ、参考にしてみて下さい。
STEP2:挫折しないための「心の準備」をする
最新のカード知識やポイントサイトの攻略法を知っていても、多くの人が途中で陸マイラー活動をやめてしまいます 。その最大の理由は、知識不足ではなく「モチベーションの低下」です 。
このステップでは、マラソンのように長い目で見て計画を立てること 、1マイルの本当の価値を知ってやる気を引き出す方法 、そしていきなり高い目標を立てずに「小さな成功」を積み重ねる大切さなど 、あなたが楽しく陸マイラー活動を続けるための秘訣を伝授します 。
テクニックを学ぶ前に、まずはあなたの活動の「軸」となる心の準備を整えましょう。
STEP3:あなたに合った「お金の準備」を計画する
「陸マイラーってお金がかかるんじゃないの?」これは、初心者が抱く最も大きな不安の一つです 。
結論から言うと、陸マイラー活動はあなたの予算に合わせて「0円」からでも始められます 。このステップの記事では、完全に無料でマイルを貯める具体的な方法から、月々数千円の「自己投資」で効率を加速させる戦略、さらには高額案件に挑戦する場合の注意点まで、あなたに合ったマネープランの立て方をレベル別に詳しく解説しています 。
まずはこの記事を読んで、金銭的な不安を解消し、無理なくスタートできる自分だけの計画を見つけてください。
STEP4&5:ANAマイルを貯めるための具体的な方法
ANAマイルは、ポイントサイトから高レートで交換できる安定したルートが存在するため、「初心者でも貯めやすい」と言われています 。そのための鍵となるのが、「交換ルートの理解」と「必要なクレジットカード」です。
STEP4の記事では、現在の陸マイラーの王道であり定石となっている「JQみずほルート」を徹底解説しています 。これを理解すれば、ポイントサイトで貯めたポイントを、交換レート70%という高水準でANAマイルに変えることができます 。
そして、この交換ルートを機能させるために不可欠なのが、特定のクレジットカードです。
STEP5の記事では、日常決済でマイルを貯めるメインカードに加え、交換ルートに必要なカードまで、目的別に揃えるべき最強の組み合わせを具体的に紹介しています 。
STEP6&7:JALマイルを貯めるための具体的な方法
JALマイルは、ANAのような固定の交換ルートよりも、特定のポイントサイトや提携ポイントが実施する「キャンペーン」をいかに活用するかが貯めるための鍵となります 。
STEP6の記事では、交換レート実質80%という驚異的なレートを実現できる、ポイントサイト「モッピー」の「ドリームキャンペーン」を中心に解説 。さらに、楽天ポイントやPontaポイントなど、他のポイントをお得に交換する方法も紹介しており、キャンペーンの開催時期を見極める戦略が学べます 。
STEP7の記事では、これらのキャンペーンと相性の良いポイントが貯まるクレジットカードを選ぶことが重要です。初心者向けの基本的なJALカードから、より高い還元率を追求する方向けのセゾンプラチナ・アメックスまで、あなたのスタイルに合わせた最適な一枚を提案します。
なぜ旅行のプロが「安全で確実な方法」にこだわるのか
改めまして、こんにちは。当ブログを運営している野兎八兵衛(のうさぎはちべえ)です 。
筆者は、国家資格である「総合旅行業務取扱管理者」を持つ、旅行のプロです 。この資格は、旅行業法などに基づき、お客さまが安全で公正な旅行ができるようサポートするための専門知識を証明するものです。だからこそ、このブログでは単にお得なだけでなく、初心者が陥りがちな失敗やリスクを回避できる、再現性の高い「安全で確実な方法」にこだわって情報発信をしています 。
世の中には「一気に数十万マイル!」といった華やかな情報も溢れています。それも一つの魅力的なスタイルですが、筆者の目標は少し違います。
筆者の目標は、誰もが無理なく、本業や生活を大切にしながら、毎年家族で旅行に行けるレベルのマイルを『着実に』貯め続けることです 。一攫千金を狙うのではなく、コツコツと楽しみながら資産を築く。そんな堅実な陸マイラー活動を、旅行のプロとして推奨しています。
実は私自身も、旅は好きですが飛行機は少し苦手で、2022年の夏に陸マイラー活動を始めたばかりです。だからこそ、旅行のプロとしての知識と、初心者としてのリアルな目線の両方から、あなたが安心して第一歩を踏み出せるよう、この7つのステップを用意しました。
一緒に、安全で楽しいマイルの旅を始めましょう。
まとめ:まずは「心の準備」から。次のステップへ進もう!
ここまで、陸マイラー活動の全体像と、マイルを貯めるための3つの基本的な方法について解説しました 。まずは、以下のポイントをしっかり押さえておきましょう。
- マイルの貯め方は「飛行機」「クレジットカード」「ポイントサイト」の3つが基本です 。
- 特に「ポイントサイト」と「クレジットカード」の組み合わせ、三重取りでポイントを稼ぐのが、陸マイラーの王道戦略です 。
- 大切なのは、無理なく、あなたに合ったスタイルで楽しく続けることです 。
しかし、これらの知識(テクニック)を活かすためにもう一つ、とても大切なことがあります。それが、活動を長く楽しく続けるための「心の準備」です 。なぜなら、多くの人が途中で挫折してしまうのは、知識不足だからではありません 。
次の記事では、あなたのマイル活動が最高の旅になるための羅針盤(コンパス)となる、大切な心構えについて解説します 。
さあ、次のステップへ進み、あなただけのマイル旅を本格的にスタートさせましょう。
陸マイラーを始めると、お金に関していろいろと考えるシーンが増えます。基本的な金融リテラシーを身につけるいい機会になると思います。経済とお金に関する基本的な知識をわかりやすく説明している、元日本経済新聞記者の後藤達也の「転換の時代を生き抜く投資の教科書」をオススメします。
まとめ
- マイルを貯める基本は「飛行機に乗る」「クレジットカードを使う」「ポイントサイトを活用する」の3つです。
- 特に「クレジットカード」と「ポイントサイト」を組み合わせたポイント三重取りが王道戦略です。
- 無理せず自分に合ったスタイルを選び、マイルを貯める過程そのものを楽しむことが継続のカギです。
- 次のSTEPでは、9割が挫折する原因を回避するための「心の準備」と目標設定について解説します。
最後までご覧いただきありがとうございました。良い旅を!